わかしお銀行との逆さ合併
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:55 UTC 版)
「三井住友銀行」の記事における「わかしお銀行との逆さ合併」の解説
同行が保有していた資産の含み益(約2兆円)を帳簿上に現実化させ、旧・住友銀行が保有する有価証券の含み損(約8000億円)を一掃させる為の手段として、旧・太平洋銀行の承継銀行として旧さくら銀行が設立したわかしお銀行をSMFGの完全子会社化した上で、わかしお銀行に対して三井住友銀行が逆さ合併することを2003年1月に発表。同年3月17日付けで三井住友銀行(初代法人)は逆さ合併により消滅し、わかしお銀行が三井住友銀行(2代目法人)へ商号変更した。 合併に先立つ3月には、1986年に住友銀行が資本提携していた米国の投資銀行であるゴールドマン・サックスに対してSMFGが第三者割当増資を行い、優先株で1500億円を調達している。
※この「わかしお銀行との逆さ合併」の解説は、「三井住友銀行」の解説の一部です。
「わかしお銀行との逆さ合併」を含む「三井住友銀行」の記事については、「三井住友銀行」の概要を参照ください。
- わかしお銀行との逆さ合併のページへのリンク