太陽神戸銀行との合併、その後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 14:50 UTC 版)
「三井銀行」の記事における「太陽神戸銀行との合併、その後」の解説
「さくら銀行」および「三井住友銀行」も参照 前述の様に、三井銀行は帝国銀行再分割の影響で旧財閥系都市銀行でありながら規模が小さく、中位行のままであった。このため、同じ中位行ながら店舗数の多かった太陽神戸銀行と合併して規模の拡大を図った。こうして、三井銀行は1990年(平成2年)に太陽神戸銀行を吸収し、太陽神戸三井銀行となった。 合併によって誕生した太陽神戸三井銀行(1992年(平成4年)にさくら銀行に改名)は第一勧業銀行、富士銀行、三和銀行などの上位都銀に匹敵する規模となったが、バブル崩壊や旧行出身者の対立などから業績が低迷し、一時は経営危機が噂されるまでになった。このため、2001年(平成13年)に住友銀行に吸収合併されて三井住友銀行となった。その後の2003年にはわかしお銀行による逆さ合併が行われ、現在の三井住友銀行の前身はわかしお銀行となっている。
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