よくある仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 16:49 UTC 版)
「ベルトスクロールアクションゲーム」の記事における「よくある仕様」の解説
主に敵を全滅させることによって次のエリアまたはシーンに進むことができる(例:熱血硬派くにおくん, ダブルドラゴン, ファイナルファイト、ベアナックル)。場面によっては、規定の敵を倒す、規定数の敵を倒す、ギミックを起動させる、横道に入るなどの代替条件が存在する。条件をクリアしたら次の場面に行き、そして徐々に難易度が上がる、というのをエンディングまで繰り返すというのがゲームの大まかな流れである。 攻撃は主に格闘技と拾った武器(例:熱血硬派くにおくん, ダブルドラゴン, ファイナルファイト、ベアナックル)というのが主流。ファンタジーの世界観をもつゲームにおいては剣と魔法というものが多い(例:ゴールデンアックス, D&D, ザ・キングオブドラゴンズ)。これらに当てはまらないゲームでの攻撃方法は、基本的にそれぞれのゲームの世界観に準ずる。 攻撃ボタン連打によるコンボ攻撃がメインで、コンボを最後まで当てると敵が転倒するようになっている。(例:熱血硬派くにおくん, ダブルドラゴン, ベアナックル) ジャンプ攻撃では懐にもぐれたり、相手を転倒させたりできる。(例:熱血硬派くにおくん, ゴールデンアックス, ベアナックル) 攻撃されずに敵に近づくことに成功すればつかみ状態になり、そこから投げや近接攻撃に移行できる。(例:ファイナルファイト, ベアナックル) 時代が進むことによって、空中コンボやガードやコマンド入力技や通常攻撃キャンセルといった対戦型格闘ゲームの仕様を導入するゲーム(例:エイリアンVSプレデター, D&D, ベア・ナックルIV)や、レベルアップや装備といったRPGの要素をもったゲーム(例:D&D, CODE OF PRINCESS)や、ハクスラの様に敵をひたすら倒してランダムに出てくるアイテムを集める要素を持ったゲーム(例:ドラゴンズクラウン)も登場し、ベルトスクロールに囚われないシステムのクロスジャンル化が多く見られる。 2Dの場合は、上下左右にフィールドを動いたりジャンプすることができるが、左右しか向く事の出来ない、移動はトップビューで見た目はサイドビューを採用したゲーム(例:熱血硬派くにおくん, ダブルドラゴン, ファイナルファイト, ベアナックル)が多い。このタイプのゲームは、自機と敵のY座標(通称:ライン)を合わせることによって、攻撃を当てることができるシステムとなっている。その他2Dでよくある仕様として、上下移動は2-3ラインと限られたライン数だけ移動できるサイドビューの物(例:ガーディアンヒーローズ, ファントムブレイカー)や、1ラインしか無い完全サイドビューの物(例:コミックスゾーン, ザ・ニンジャウォーリアーズアゲイン)も存在する。 3Dの場合は、3D空間を移動し、どの方向にも向くことが出来るので、ベルトスクロールや決まったラインという概念はないが、戦闘とエリア移動の条件は2Dベルトスクロールアクションを踏襲したゲーム(例:アーバンレイン, ゴッドハンド, スパイクアウト)が多く見られる。ゲーム内容としては無双系に近いものになる。その他はポリゴンを採用しているが、基本は2Dベルトスクロールアクションと同じくベルト型のフィールドで左右のみの向くことが出きるゲームも存在する(例:ダイナマイト刑事)。
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