よくあるフリテンの牌姿例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/12 02:34 UTC 版)
(例)単純なフリテン 捨て牌 既に待ち牌のひとつであるを捨ててしまっている。このままでは、だけでなく自分の捨て牌にはないでもロン和了はできない。ただし、やをツモれば和了ることができる。 (例)一飜縛りに絡むフリテン 捨て牌 待ちはのエントツ形3面張だが、なら三色同順、なら役牌といった役があるが、唯一役がないを引いてしまい、やむを得ずツモ切った牌姿である。役なしになる牌であってもフリテンは適用されるため、このあとやが切られてもロン和了はできない。無論やのツモ和了ならば和了可能である。 (例)手なりで自然にできてしまったフリテン 1巡目 一番いらなそうなを第一打としたが…… 2巡目 3巡目 4巡目 5巡目 この時点での河 とのくっつきテンパイから、唯一難のあるを引いてテンパイ。このままのどちらかを切ってテンパイに取れば、の三面張とはなるがフリテンになるため、テンパイを取らずをツモ切るなどの選択肢も考えられる。 (例)高目追求で敢えてフリテンにするケース - 南4局/東家/ドラは無関係の字牌/オーラスでトップと2万点差の2着目 (南4局) 西家50000点 北家5000点 南家15000点 東家(自分)30000点 一手変わりで純チャン三色になるため、引きを見込んで役なしのままテンパイに取っていたが、その後まもなく、 ツモ 和了牌であるを引いてしまった。倒牌すればツモのみの500オールで連荘できるが、これではトップとの点差はほとんど変わらない。しかし、ここからを切ってリーチすれば下の形、 この形でをツモることができれば、メンピンツモ純チャン三色で8000オールの和了になり、一挙にトップを逆転できる。 なお、以上に挙げた数例はそれぞれあくまで典型例にすぎない。どのような手順でどのような形のフリテンになるかはそれこそ無数のパターンがある。(立直#振聴立直にも一例が挙げられているので参照のこと)
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