その他の蜂たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/11 14:42 UTC 版)
「女王蜂 〜Vampire Queen Bee〜」の記事における「その他の蜂たち」の解説
瑛里香(えりか) 紫苑の姉。影郎達を最初に襲った女蜂。一人称は「瑛里香」。妹の紫苑とは違い、女の子らしいファッションを好む。使い魔を操る能力に長ける。明るく自由奔放な性格。 女王蜂の座を狙い影郎達に襲いかかるが、影郎の魅力に惑わされ撤退。それ以来影郎に好意を抱いており、積極的なアプローチで影郎に迫る。 橘カレン(たちばな カレン) 影郎達の前に現れた3人目の女蜂で、蜂乃塚市で起こっていた殺人事件の犯人。婦人警官を装って影郎と円の前に姿を現す。かなり年老いた外見だが、人間の血を吸う事で若く美しい外見に変身する。影郎と同じく「魅力(フェロモン)」を操る。魅力の力で円を操り、リコを人質にとって影郎を襲うが、使い魔の能力と魅力によって完敗。B.T.(ブラッドタブレット)を使用しすぎた事で寿命が早まっており、年老いた自分をキレイだと言ってくれた影郎にお礼を言いこの世を去った。 氷室菊乃(ひむろ きくの) 影郎達が夏休みに避暑地へ遊びに行った時に出会った少女。穏やかな笑みを浮かべた優しい性格だが、時折別人のような気配をまとう。彼女の正体はリコより先々代の女王蜂。90年前に病でこの世を去るが、テレジアの噂を聞いた事で八雲によって一時的にこの世に戻される。現在の女王蜂とその働き蜂(リコと影郎)の事を知るため2人に近づき、その強さを確認した後、想いを託して再びこの世を去った。働き蜂である八雲に対し、キツい態度やわがままをぶつける事が多々あったが、本当は全て愛情の裏返しで、その思いを日記に綴っていた。 八雲(やくも) 菊乃に仕える若い執事。正体は菊乃の働き蜂で、菊乃を守る事を全てとしている。菊乃の死後も生き続け、後に目覚めた「反魂の術を使う者(ネクロマンサー)」の力で菊乃を霊界から呼び戻した。菊乃からは嫌われていると思っていたが、彼女の日記を見る事で本当の想いを知る。 桜井、梅沢(さくらい、うめざわ) 街で狩野を逆ナンしていた2人組の女蜂。カラオケボックスで狩野と影郎を襲うが、逆に影郎の魅力にあてられる。B.T.の常習者で、以前にも2人殺害している。影郎たちに逃げられた後、何事もなかったかのようにB.T.を服用していたところを鳴海によって倒される。 樹(いつき) 黒十字会の一員である蜂乃塚学園のシスターだが、その正体は蜂狩り内部に潜伏していた女蜂。当初は穏やかな物腰を装っていたが、正体を現して以降は荒々しい口調に変化している。一撃で木の幹を粉砕出来るほどの怪力を持ち、影郎が交戦してきた女蜂の中でも無類の強さを誇る。二本松に追われて焼却炉に身を潜めていた鳴海を焼き殺そうとするが、既に正体を見抜かれており、影郎と交戦していたところ鳴海に不意打ちされたことで左腕を失い、その場から逃走する。その後鳴海へ復讐を果たすべく機会を窺っていたところ影郎と遭遇し、より強くなるべく影郎の血を狙うが、最終的に鳴海の手によって引導を渡された。 テレジア(Theresia) 先代の女王蜂で、リコの宿敵。人間や蜂を大勢殺し、その残虐性から「絶対女王」と呼ばれていた。蜂狩りに封印させられたが、再び蘇っているとの噂がある。
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