せんしょう‐じ〔センセウ‐〕【専照寺】
読み方:せんしょうじ
福井市にある真宗三門徒派の本山。山号は中野山。正応3年(1290)如道が創建した専修寺(せんじゅじ)に始まり、応永3年(1396)浄一が分立。享保9年(1724)中野村から現在地に移転。のち真言大谷派に属し、さらに別派として独立。中野本山。
せんしょう‐じ【専称寺】
専称寺
名称: | 専称寺 |
ふりがな: | せんしょうじ |
名称(棟): | 本堂 |
名称(ふりがな): | ほんどう |
番号: | 2445 |
種別1: | 近世以前/寺院 |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
指定年月日: | 2004.07.06(平成16.07.06) |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
代表都道府県: | 福島県 |
都道府県: | 福島県いわき市平山崎字梅福山 |
所有者名: | 専称寺 |
指定基準: | (一)意匠的に優秀なもの (三)歴史的価値の高いもの |
管理団体名: | |
管理団体住所: | |
管理団体指定年月日: | |
構造形式: | 桁行22.2m、梁間17.9m、一重、入母屋造、正面向拝一間、鉄板葺 |
時代区分: | 江戸中期 |
年代: | 寛文11(1671) |
解説文: | 専称寺はいわき市東部にあり,応永2年(1395)に開創された浄土宗寺院である。東面して総門を構え,その奥の小高い山の頂上付近に主要伽藍を配する。 寛文8年(1668)に伽藍の大半を焼失したが,漸次伽藍を復興した。本堂は桁行11間,梁間9間の規模を有し,寛文11年(1671)の再建と伝える。茅葺の庫裏は元禄3年(1690)の再建,総門は近世前期の細部意匠がみられる。 専称寺は東北地方における浄土宗の中心で,有数の檀林となった寺院であり,本堂や庫裏の規模はその格の高さを示している。 本堂は広く開放的な外陣や閉鎖的な内陣,その両脇に説戒堂などの部屋をもつ特徴的な空間構成になるとともに,華美に陥らない落ち着いた意匠をもつ。庫裏や総門など主要建物が残る点も重要である。 |
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