イー‐エー‐ピー【EAP】
読み方:いーえーぴー
《employee assistance program》企業が従業員のメンタルヘルスケアのために行う包括的なプログラム。アルコールの害についてパンフレットやビデオで教育する制度が発達したもの。社内における問題以外に、夫婦や金銭に関するトラブルの相談も受け付ける。企業内社員援助制度。従業員支援プログラム。従業員援助プログラム。
イー‐エー‐ピー【EAP】
読み方:いーえーぴー
《English for academic purposes》学問や研究などを目的にした英語。学術英語。
イー‐エー‐ピー【EAP】
読み方:いーえーぴー
【EAP】(いーえーぴー)
EFA計画(現在のユーロファイター・タイフーン)の技術実証を目的として試作された実験機。
1979年に開始されたECA計画(後のACA計画→EFA計画)は、参加各国間の思惑が交錯し、後にフランスが脱退して独自にラファールを開発するなど、錯綜していた。
これに業を煮やしたイギリス政府は、1983年にBAeとEAP(Experimental Aircraft Program)契約を交わして独自に技術実証機を試作することとした。
実際には経費の大半をBAeが負担しており、事実上BAeの自主開発といえる。なお、この時点でスペインも一部費用負担している。
機体は1986年に完成し、国際的な支持を期待してファーンボロ航空ショーでの飛行展示を実施した。
- 炭素繊維強化樹脂や新型合金による軽量機体と、それによる超音速巡航の実現
- アクティブ式デジタルフライバイワイヤと、先尾翼付きダブルデルタによる高機動性の実現
- MFDやMIL-STD-1553Bにより、高度に電子化されたコックピット
限られた予算から組み上げられた実証機のため、垂直尾翼やエンジンはトーネードADVのものを流用している。
また胴体下にはスカイフラッシュの模擬弾が、翼下パイロンにはASRAAMの模擬弾が装着されていた。
胴体の左右には砲口が開けられていたが、この時点で機関砲は搭載されておらず、候補としてはBK27とADEN25mm砲が挙がっていた。
同年に共同開発を管理するためのユーロファイターGmbHが西ドイツに設立され、翌1987年にはEAPがEFA計画の正式な実験機として承認されて、いよいよ開発が本格化するかに見えた。
しかし1991年に冷戦体制が崩壊し、NATO諸国における新型戦闘機の必要性は一気に低くなった。
加えて東西ドイツが統一されたことによりドイツの財政も悪化。EFA計画は大きく後退することになる。
EAPの成果といえるユーロファイター2000の原型機が完成するのは1994年のことであった。
スペックデータ
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