『漫玉日記』連載開始とは? わかりやすく解説

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『漫玉日記』連載開始

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 13:52 UTC 版)

桜玉吉」の記事における「『漫玉日記』連載開始」の解説

その後アスキー発行していた漫画雑誌ファミコミ」にて、『トル玉の大冒険』を連載。『しあわせのかたち後期同形式の日常描いた漫画日記へと移行する1995年に「ファミコミ」と「月刊アスキーコミック」が休刊となり、両誌を引き継ぐ形で創刊された「月刊コミックビーム」に移籍する。それを機にトル玉の大冒険』から『防衛漫玉日記』にタイトル変更された。桜玉吉結成した地球防衛隊釣りサークル)での活動中心に描いていたが、私的事情混乱もあってか次第無気力になり、防衛隊解散させて連載を突然終わらせる私生活では、『しあわせのかたち』の連載中1989年コピーライター女性と結婚しており、娘をもうけていたが、すれ違いなどが原因で『防衛漫玉日記終了後離婚した。しかし、その後絶縁したわけではなく子供の親として頻繁にコミュニケーションとってい模様。 『防衛漫玉日記』の連載終了後虚脱状態に陥り、病院で軽いうつ病診断される漫画家という孤独な仕事にその原因があると考えた玉吉ペンを置くことを決心する。しかし担当編集者の「何でも独力でやろうとし過ぎる。もっと組織的な活動すべきである」とのまじめな説得思いとどまり漫画家活動のための有限会社設立決め有限会社玉屋」を設立した。 『防衛漫玉日記』から1年休筆経て幽玄漫玉日記』を「月刊コミックビーム1998年1月号から連載する。『防衛漫玉日記』とほぼ同じ漫画日記形式をとる内容で、当初玉屋」の活動日記という体裁通常のエッセイ漫画企図していたが、この頃より鬱の症状及びそれに伴う前衛的な表現と、個人独白のような内容出始める。画風もデフォルメタッチの表現から、水彩画まで幅広くあり、終盤は後の『御緩漫玉日記』に繋がる現実虚構交錯する独特の内容となっており、自己の内面私小説風に掘り下げつつそれ自体自己模倣対象としてユーモラスに描いた。 「月刊コミックビーム2003年11月号から『御緩漫玉日記連載念願叶って手に入れた伊豆一軒家での生活を描く。また、多摩川近く新しく仕事場借りた頃の過去回想的な物語不定期に描かれるが、連載中急性腹膜炎になり死線彷徨う連載再開後は、前々作、前作において見られた、鬱症状描いた内容および現実虚構交錯するメタ表現顕著に出ており、それに合わせて画風も濃い水墨画用いた大胆な作風になる事が多くなった。鬱の影響もあって、作画作業困難になることが多かったらしく、独白のみを描き殴ったような実験的作風見られ今まで以上に幻想的な展開となっていく。 「自分知らない間に勝手に別人格制作中の漫画書き換える」など解離性同一性障害思わせる症状出始め体力的精神的な限界感じ御緩漫玉日記』の連載終了未完)。その後は「コミックビーム」の宣伝4コマ読もう! コミックビーム』や僅かなイラスト仕事のみで作品連載行わずヤフーオークション出品行って金銭得ているエピソード4コマ作中明かされていた。

※この「『漫玉日記』連載開始」の解説は、「桜玉吉」の解説の一部です。
「『漫玉日記』連載開始」を含む「桜玉吉」の記事については、「桜玉吉」の概要を参照ください。

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