『沈黙の艦隊』とは? わかりやすく解説

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『沈黙の艦隊』(かわぐちかいじの漫画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/21 08:53 UTC 版)

アルファ型原子力潜水艦」の記事における「『沈黙の艦隊』(かわぐちかいじ漫画)」の解説

物語前半にて、ソ連海軍所属架空艦「レッド・スコルピオン西側呼称:レッド・スコーピオン)」が登場当初イワン・ボロジン大佐艦長務めており、ボロジン艦長務めていた2年前の時点では主人公海江田四郎艦長務めていた海上自衛隊所属ディーゼル潜水艦やまなみ」と日本海対峙したこともあったが、若き新任艦長のアンドレイ・ロボコフ大佐艦長交代という事態となり(直後ボロジン艦長交代に不満を訴えただけでなく「党の連中ウォッカでも頭に回ったか」と暴言吐いたことで、ロボコフから党批判反逆罪現行犯として首をへし折られ処刑された。そして一連の状況ボロジン部下士官達はすべて受け入れ、ロボコフの指揮下に入った)、そのまま海江田率いる「やまと」と交戦する深く潜れ性能生かして、「やまと」との交戦前に通信用フローティング・アンテナのケーブルを、アメリカ海軍所属潜水艦スクリュー絡みつかせ引きずる戦法使い当の潜水艦近くにいた僚艦激突させて損傷させた。作中ではこの戦法について、「やまと」の面々明確に武器である魚雷ミサイルを全く用いないことから、「通信準備中事故と言い逃れできる戦法評しているが、現実にはケーブル強度的に他の艦船引きずるのは実行不能との指摘がある(スクリュー絡ませるだけなら不可でもない)。その後の「やまと」との戦闘では巧妙に接近してからケーブルを「やまと」のスクリュー絡めさせるがお互いに深深潜航での「我慢比べ」という状態になり、深度1000m超の水圧に耐えかねてお互いに浸水被害生じるも「やまと」の方が全く浮上する気配見せなかったことから、ロボコフは海江田狙い察した上での尾を断ち切るには、もうそれしかない」とケーブルを自ら切断して浮上し魚雷発射可能な深度での戦闘決着付けようとする。しかし、攻撃する好機つかんだ発射した魚雷2本はあらかじめ設定されていた安全距離の2000mを突破するよりも早く、1950mの位置で自ら魚雷突っ込んでくる形となった「やまと」に命中する爆発には至らず、さらに正面から急速接近する「やまと」に回避運動を行うも避けきれずに接触許し、右潜舵を破壊された。そしてその直後政治将校ミハイル・セルゲイビッチ大佐艦長務めシエラ原潜から「やまと」に水中電話での交信が行われたことにより戦闘終結した

※この「『沈黙の艦隊』(かわぐちかいじの漫画)」の解説は、「アルファ型原子力潜水艦」の解説の一部です。
「『沈黙の艦隊』(かわぐちかいじの漫画)」を含む「アルファ型原子力潜水艦」の記事については、「アルファ型原子力潜水艦」の概要を参照ください。

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