「恥か誉か?!」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 17:23 UTC 版)
水曜時代に入ってから半年後の1996年4月から登場したクイズで、通常の問題とは別に得点を稼ぐチャンスとして登場し、古舘は「中間ベースアップのチャンス」と言っていた。登場するVTR解答者の人数に変更があったものの、初登場から最終回まで行われた番組の看板コーナー。 パネリストが4つの問題の中から1問を選択(問題に対し、解答者のジャンルを限定したバージョンもある)。その問題を街頭の一般人10組(メインの街の人とは別の解答者。時期によっては7組)に出題前の自己紹介やインタビューVTRを見ながら、1組ずつ不正解(恥)か正解(誉)かを3カウント以内に選択する。3カウント後でも解答前なら変更が認められている。 問題の内容は、「この人は誰?」「この曲のタイトルは?」「この漢字は何て読む?」や、ことわざ(慣用句)・名言の穴埋め問題が定番で多かった。 4つの問題の発表時には、1つ1つ問題確認して選ぶ参考にする。「この曲のタイトルは?」は、少し曲を流すことで問題確認する。 水曜時代・金曜時代末期には解答テーブルがあり、「恥」か「誉」かをボタンを押して決めていた。最初は、解答ボタンを押すと手元の「恥」「誉」と書かれた札が立つものだった。しかし、小さくて視聴者からわかりにくかったためか、その後は放送画面上に「恥」「誉」の文字が出るようになったり、解答テーブルにつけられた大きな三角の回転体が回って「恥」「誉」を表示する形式になったりなどを経て、最終的に解答テーブルに備え付けられたモニターでの表示になった。2人組の場合は、どちらか片方が解答する。金曜日オープニング、中期頃にはレバーのセットがあり、2人がレバーを傾けて「恥」「誉」を選択していた。スペシャルの時は一般人ではなく著名人がVTRの解答者として登場する。その為、2人1組のパネリストの片方が解答者として(事前収録した)VTRに出演している場合、もう片方のパネリストが代表して「恥」か「誉」かを当てる。 最終回は、問題ではなく解答者を選択。事前にいくつかの問題(共通の問題)に答えたVTRから出題して「恥」か「誉」かをスタジオのパネリストが当てるという形式だった。 1組正解ごとの得点は以下の通り。水曜時代には100点。 金曜時代初期には200点。後に1000点。 パーフェクト(全組正解)の場合水曜時代にはボーナス1000点と合わせて2000点。 金曜時代初期にはボーナス1000点と合わせて合計3000点。1000点時代はボーナスを含めて20000点。 逆パーフェクト(全組不正解)の場合水曜時代、金曜日初期は1000点。 金曜時代の途中から10000点。 なお最初から逆パーフェクトを狙う解答者はほとんどおらず、半分を過ぎても正解がない解答者が逆パーフェクト狙いにシフトチェンジする場合が多い。ただし、最後の1組は演出上でネタ回答の「恥」か、わからなそうな人が正解する「誉」という両極端が多かったため、逆パーフェクトを達成できずに正解してしまって1問正解の最低点ということも多々あった。 このコーナーで得点が獲得できないことはないため、前の問題では全得点を賭けることができる。
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