「恥を知る心」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 19:38 UTC 版)
8. 再びソクラテスに「節制(思慮の健全さ)」とは何であるか問われ、カルミデスは熟慮の結果「恥を知る心」であると答える。ソクラテスは、「節制(思慮の健全さ)」が善いことであることを確認しつつ、ホメロス『オデュッセイア』の一節である「恥を知る心も、困窮者(乞食)には、善からぬ友」を引き合いに出し、「恥を知る心」は必ずしも善いこととは限らないと指摘。こうして2つ目の定義も退けられた。
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