「北陸」と「能登」の差別化
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「北陸 (列車)」の記事における「「北陸」と「能登」の差別化」の解説
1993年 3月18日:「能登」運行形態を大幅に変更。14系客車での運転を終了し、金沢総合車両所の特急形車両の489系電車に置き換え。エル特急「白山」(上野駅 - 金沢駅)と共通の車両で、同時に寝台車の連結を終了して全車を座席車化し、女性専用車・ラウンジカーの連結も開始。これに伴い、車両の管轄がJR東日本からJR西日本へと変更。 このとき廃止した上野駅 - 長野駅間の夜行急行列車「妙高」のダイヤを踏襲し、下り列車の高崎線内の停車駅が追加される。 12月1日:列車番号を変更。従来は全区間3001レ・3002レであったが、上野 - 長岡間は3011レ・3012レとされる。 1994年12月3日:「能登」の運転区間が上野駅 - 福井駅間に延長。金沢駅 - 福井駅間はこれまでも臨時列車として運転されることはあったが、同日以降定期列車として運転。 1997年10月1日:北陸新幹線(長野新幹線)開業に伴う信越本線横川駅 - 軽井沢駅間の廃止により、「能登」が再び上越線経由になる。「北陸」の運賃・料金特例措置も廃止。長野新幹線の工事中は、週1回上越線経由(迂回区間は客扱いせず)で運行。 1999年3月13日:「北陸」が12両編成から8両編成に減車。 2001年3月3日:「能登」の運転区間が上野駅 - 金沢駅間に短縮。 2002年12月1日:「能登」下り列車の高崎線内の停車駅を削減。併せて上野駅発車時刻を30分ほど繰り上げる。 2004年10月23日 - 2005年3月24日:「能登」「北陸」が新潟県中越地震の影響により運休(ただし、2004年12月30日から2005年1月3日までは、「能登」は年末年始の帰省客のために運転された)。 2005年2月11日 - 3月20日:期間中の金曜日・土曜日と3月20日に出発し、北越急行ほくほく線を経由する臨時列車「能登」91号・92号が運行。ほくほく線経由の運行では途中駅で運転方向が変わる「逆編成」区間がないため、JR西日本管内では通常と逆の編成で運転された。このため、運行開始前と運行終了後に「能登」で運用する489系電車を金沢駅から大阪駅まで回送し北方貨物線・大阪駅経由で方向転換を行った。 2007年7月16日 - 9月12日:「能登」「北陸」が新潟県中越沖地震の影響により運休。 2009年6月1日:全車禁煙となる。
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