「北限の茶」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 01:49 UTC 版)
チャノキは元来寒さに弱いが、日本国内では喫茶の普及に伴い北日本でも栽培されるようになった。「北限の茶」を謳う産地としては、奥久慈茶(茨城県大子町)、村上茶(新潟県村上市)のほか、宮城県旧桃生町(現・石巻市)の桃生茶、気仙地方(岩手県南部の太平洋側)で栽培される気仙茶がある。 生産量は少ないものの、保存・復活が試みられているさらに北の茶産地としては檜山茶(秋田県能代市)や黒石茶(青森県黒石市)がある。 北海道にも積丹半島の禅源寺(古平町)境内にチャノキがあり、これが植栽されている最北端とされる。また茶専門店がニセコ地方で茶園づくりを試みている。
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