「バポナ」の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 05:14 UTC 版)
1967年 シェルケミカルズが樹脂板にDDVPを練りこんだ殺虫剤を開発。 1969年4月 『シェルトックス・バポナ殺虫プレート』の名称で日本での発売開始。「米国から来たプラスチックの殺虫剤」のキャッチフレーズで話題に。 1973年 『バポナミニプレート』発売。 1974年 薬事法改正により、樹脂板製品が「医薬品劇薬」扱いとなる。 1976年 『バポナミニタック』発売。 1979年 『シェルトックスごきぶり用』(塗布用エアゾル)発売。 1980年 殺虫剤製品を『バポナ』にブランド統一。全製品において目的の害虫が一目でわかる、統一されたデザインが高い評価を受け、グッドデザイン賞を受賞する。 1981年 『バポナ電子かとり器』発売。日本ではじめてコード巻き取り機構を採用。 1982年 『バポナごきぶり用』(エアゾル)の処方を変更。『くろあり用』泡状エアゾル発売。 1987年 『バポナシリーズ』のデザインをリニューアル。(現在のものとなる) 1989年 キャップを回すだけで作動するくん蒸剤『バポナドライ 家だに・のみ・なんきん虫用』発売。 1999年 シェルケミカルズが、日本での殺虫剤事業をアース製薬に移行すると発表。また静岡県掛川市の掛川工場(殺虫剤製造工場)も同社に売却する意向を表明。 2000年 『バポナ殺虫プレート』の販売元がアース製薬となる。(製造は引続きシェルジャパン) 2001年 シェルグループの日本における殺虫剤事業の全てを、アース製薬に譲渡。 2004年 『バポナ殺虫プレート』が、厚生労働省医薬食品局の通達により、使用上の注意を改訂。「居室(客室、事務室、教室、病室を含む)では使用しないこと。なお、居室にある戸棚・キャビネット内などでも使用しないこと。」の注意書きが付け加えられる。 2010年 『虫よけネットW』発売。 2012年 『玄関用虫よけネット』『自動(オート)スプレーW玄関用』発売。 2012年 ジクロルボス樹脂蒸散剤の劇薬指定解除。 2014年 浄化槽用(単独処理浄化槽・小型合併浄化槽専用)不快害虫駆除剤『バポナチョウバエ退治』発売。
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