バポナ殺虫プレート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 05:14 UTC 版)
主力商品の「バポナ殺虫プレート」は、ポリ塩化ビニル樹脂板に練りこまれたジクロルボス(DDVP)が徐々に空気中に蒸散することにより、吊るしておくだけで、ハエ・カ・ゴキブリを常時防除する蒸散剤である。 規制緩和による2009年施行の改正薬事法により、本製品は第1類医薬品に指定されているため、購入時には、薬剤師のいる薬局で製品説明を受ける必要がある(薬剤師不在の場合は販売出来ない)。有効成分のDDVPは薬事法の「劇薬」に指定されていた為、購入の際に薬局で署名または捺印が必要であったが、2012年(平成24年)5月31日をもって「劇薬」指定が解除されたことにより、署名・捺印は不要になった。 2004年、東京都庁の照会による使用法の改定で、「人や動物が長時間居留する場所」「飲食する場所」「飲食物が露出して置いてある場所」での使用をやめる様勧告し、さらに同年、厚生労働省医薬食品局からも、蒸散剤の使用場所は人が長時間留まらない場所に限定する通達と使用上の注意が改定されている。
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