「まめまき」 - の登場キャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 10:07 UTC 版)
「神さまの言うとおり」の記事における「「まめまき」 - の登場キャラクター」の解説
すべて「欠席者」である。 星川 芽衣(ほしかわ めい) 静岡の白葉女学園2年。当初は女子高に通っていると言っていたが、「拳」の回想では共学高に通っていたようになっている。気分屋で惚れっぽい。将来の夢は絵本作家で、絵心がある。学校の教師に絵の才能を見出されて慕うものの、性行為を強要された挙句、芽衣から言い迫ったと濡れ衣を着せられて失望し、不登校になった。普段はぶりっ子だが怒らせるとかなり恐ろしく、容赦なく暴言を浴びせたりするなど、感情の起伏が激しいが、良くも悪くも単純な性格の持ち主。 人生をやり直す目的で「にの」の誘いに応じて試験に参加する。「まめまき」から明石・涙・丑三と共に試練を乗り越え、明石に対して積極的にアプローチをかけ続けている。「七×七不思議」で死んだ鳳、涙、凛平、末成大樹のために遺影代わりに似顔絵を描いたり、一度も会ったことのない福満の祖母が死んだことを知った際大泣きするなど心根が優しい性格でもある。「鬼退治」3日目に巨大化した熊に喰われて死亡。 レッスンで選んだ一番大切なものはスケッチブック。「戯」はモシャジャラ。スケッチブックに描いた「自分の好きなもの」を実体化できる。 網走 洋平(あばしり ようへい) 大阪出身の高校2年。ダジャレ好き。鬼の試練が「まめまき」だと分かった後、豆を独占して、自分が地位と女を手に入れようと目論む。しかし「つめた〜い」鬼に襲われた際、隠し持っていた豆カプセルが偽物(一口ハム)だったため、通用せずそのまま凍死する。 その後は原海の精神内に幻影(ファントム)として現れるようになるが、彼の死とともに消滅する。 原 海(はら かい) / ハラカイ 石川出身の万藻州西高校3年。肥満体型で普段はおどおどとしているが、興奮しやすい性格をしている。興奮すると「ラァァイ!」と独特な叫び声を上げる。会社を経営している両親の下で幸福な暮らしを送っていたが、両親が交通事故で死亡した後、いじめや両親の部下の跡目争いが原因で人間不信となる。 手汗を利用して「ちいさ〜い」鬼を倒し、「豆まき」クリアに貢献した後「あやとり」の試練に参加するが、死の恐怖を前に暴走し、暴力で仲間を服従させて強引に突破してから性格が豹変。他者に対して攻撃的になり、神の力を得るため試練に対して肯定的になる。しかし、内心では止まれない自分自身に恐れを抱き、それを自覚させた明石を殺して完全に生まれ変わろうと暴走を重ねるが、その明石に命を救われ再び諭されることで元に戻った。 「拳」のじゃんけんで敗北するが、新たな仲間との幸せな思い出に浸りながら笑顔で死亡する。 柘植 まさみ(つげ まさみ) 「まめまき」で理科室に集まったメンバーの1人。山で育ったため目がいい。訛りがひどく、最初それを恥ずかしがり話さなかった。眼鏡を取るとなかなかの美少女。平和主義者で将来の夢は国連の職員になること。出席者の試練の当日、身体を痛めた近所の老人の畑仕事を手伝うために学校を欠席している。 「あやとり」の試練をハラカイの暴力に引きずられるような形でクリアし、それ以後ハラカイに逆らえないでいたが、持前の優しさから見捨てきれず、明石に助けられ改心したハラカイを許す。 「拳」でカミと戦うことを拒否して死亡する。 キング・ガゼル 本名は不明。専守防衛集団「チームガゼル」のリーダー。人任せかつ、捻くれたな性格で、鬼と戦わずして生き残ろうとし、それを非難した藤春たちに暴言を飛ばした。戦うことも豆を渡すことも拒否していたが、明石の策により豆を奪われてしまう。4匹鬼を倒したと聞いて喜んでいたが、5匹目の「ちいさ〜い」鬼に襲われ死亡。残りのメンバーも多くが彼と同じ末路を辿った。 木村 萌美(きむら もえみ) 「ごみ箱学苑」で女子3人で行動していたうちの1人。「あったか〜い」鬼と遭遇し危うく殺されかけるも、それを追ってきた明石達によって危機を脱し、そのまま他の2人と一緒に合流する。その後「いすとり」の試練に生き残り、紫村の信望者となる(他2人も同様)。 「拳」で洗脳が解けた紫村の情けない姿に失望した後、じゃんけんに負けて死亡する。 新垣 明日菜(あらがき あすな) 沖縄出身の高校1年生。健康的に日焼けした小柄な体が特徴。非常に臆病な性格で「まめまき」開催時、死の恐怖に常に怯えていた。理科室に生き残り数人で合流した後に全員で豆を探しに行く際、廊下の角からきた「つめた〜い」鬼に気づかずにそのまま頭を潰され死亡する。
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