「なるあや」ペア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 19:23 UTC 版)
「はるかなレシーブ」の記事における「「なるあや」ペア」の解説
原作第1話から登場。劇中では専ら「彩紗・成美」ペアと呼ばれるが、公式な愛称は「なるあや」。京都府福知山市に所在する「福知山学院」に在校。遥やかなたと同い年。物語冒頭で遥にビーチバレーへの興味を抱かせるきっかけになった相手であり、かなたとはこじれた過去の因縁ある相手。 ビーチバレーの高校生チャンピオンで、実力と容姿から、劇中では「ビーチバレー界のアイドル」と呼ばれている。 遠井 成美(とおい なるみ) 声 - 島袋美由利 身長173cm、7月19日生まれ、東京都出身、O型。かなたの過去のパートナー。 小学4年生の時にかなたのいる小学校に転校。その後かなたに誘われる形で一緒にビーチバレーを始めた間柄であったが、物語開始時点では想いがすれ違い、気まずい間柄になっている。 ペア形式の競技であるビーチバレーは互いが対等であり、エースは必要ないという信念を持つが、身長が伸びずスランプに悩んでいたために狙われやすかったかなたを庇って戦い続けているうちに、信念に反してかなたとの実力差が開いてしまったという過去を持つ。 クレアやエミリとは、かなたとペアを組んでいたころに切磋琢磨した間柄で、かなたと気まずくなった時期には一時的にクレアとも組んでいた。かなたと「日本一になる」という約束を交わしたことがあり、かなたとペアを解消した後は一人で約束を果たすことを決意し、物語開始時点で既にその地位にいる。 冷たく刺々しい物言いをするが、彩紗によれば、それは彼女が「シャイ」であるためとされる。砂上での機能性を追求した、ローライズの際どい水着を常用している。 過去にかなたと組んでいたときのペア名は「なるかな」。 原作第1話にて、「ビーチバレーにエースは必要ない」という自分の信念に反した遥の軽口に反感を抱き、険悪な反応を返すが、かなたや彩紗のこともあり距離は縮みつつある。 立花 彩紗(たちばな あやさ) 声 - 伊藤かな恵 身長169cm、10月10日生まれ、東京都出身、AB型。物語開始時点での成美のパートナー。他人と接する時はフランクで飄々とした態度を取っているが、勝利に対して並々ならぬ執着を持つ。 遥と連絡を取り合い、遥とかなたのペアがうまく行くよう、遥にさまざまな助言を行うが、彩紗自身はそれを、現在のパートナーである成美が、かつて彼女のパートナーであったかなたと関係を取り戻さないためであるとしている。成美やかなたのことを語る際には恋愛のもつれのような比喩を用いており、遥からは「恋人みたい」という印象を持たれている。 インドアのバレーボール経験者で、福知山学院にはスポーツ推薦で入学した。プロを目指していたものの自分の身長やチームに限界を感じ、成美との出会いを機に「ビーチで優勝できなければ自主退学する」という啖呵を切ってビーチバレーに転向したという過去が語られている。
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