石庭とは? わかりやすく解説

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いし‐にわ〔‐には〕【石庭】

読み方:いしにわ

庭木をほとんど使わないで、岩・石・砂でつくられた庭。せきてい


せき‐てい【石庭】

読み方:せきてい

庭石主体として構成した庭園いしにわ


石庭

作者井上靖

収載図書井上靖全集 第2巻 短篇 2
出版社新潮社
刊行年月1995.6

収載図書改版
出版社角川書店
刊行年月2008.4
シリーズ名角川文庫


枯山水

( 石庭 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/21 17:40 UTC 版)

枯山水(かれさんすい)とは、水を用いずに岩や砂などで山水を表現した日本庭園の様式の一つ。石庭。




「枯山水」の続きの解説一覧

石庭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 03:15 UTC 版)

龍安寺」の記事における「石庭」の解説

方丈庭園(国の史跡特別名勝)、いわゆる龍安寺の石庭」である。白砂砂紋で波の重なりを表す枯山水庭園特徴有する。 幅25メートル奥行10メートルほどの空間白砂敷き詰め、東から5個、2個、3個、2個、3個の合わせて15大小の石を配置する。これらの石は3種類に大別できる。各所にある比較大きな4石はチャート呼ばれる龍安寺裏山から西山一帯に多い山石の地石。塀ぎわの細長い石他2石は京都府丹波あたりの山石。その他の9石は三波川変成帯見られる緑色片岩である。 寺伝では、室町時代末期1500年頃)特芳禅傑らの優れた禅僧によって作庭されたと伝えられるが、作庭者、作庭時期意図ともに諸説あって定かではない。塀ぎわの細長い石には「小太郎・□二郎」と刻まれており、作庭関わった人物推測されるが、詳細不明である。 この庭は石の配置から「虎の子渡しの庭」や「七五三の庭」の別称がある。「虎の子渡し」とは、虎は、3匹の子供がいると、そのうち1匹は必ずどう猛で、子虎だけで放っておくと、そのどう猛な子虎が他の子虎を食ってしまうという。そこで、母虎が3匹の虎を連れて大河を渡る時は次のようにする。母虎はまず、どう猛な子虎を先に向こう岸渡してから、いったん引き返す次に残った2匹のうち1匹を連れて向こう岸に行くと、今度は、どう猛な子虎だけを連れて、ふたたび元の岸に戻る。その次に、3匹目の子虎を連れて向こう岸へ渡る。この時点で元の岸にはどう猛な子虎1匹だけが残っているので、母虎は最後にこれを連れて向こう岸へ渡る、という中国説話(虎、彪を引いてを渡る)に基づくものであるまた、七五三の庭」とは、東から5、2、32、3の5群で構成される石組を、5と2で七石、3と2で五石、そして3で三石と、七・五・三の3群とも見られることによる古来より奇数陽数、すなわちおめでたい数とされ、その真ん中数字をとったものである。 この石庭は、どの位置から眺めても必ずどこかの1つの石が見えないように配置されていることや、これらの石は全て戦国武将織田信定運んだことでも有名である。どこから鑑賞して庭石が1個までしか見えないようになっているのは、ある石に別の石が重なるよう設計されているためで、日本庭園における「重なり志向」を表したものともいわれている。 庭園(鏡容池) 方丈内部 方丈庭園(石庭)全景 龍安寺庭園鳥居

※この「石庭」の解説は、「龍安寺」の解説の一部です。
「石庭」を含む「龍安寺」の記事については、「龍安寺」の概要を参照ください。

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