物の怪とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 >  物の怪の意味・解説 

もの‐の‐け【物の怪/物の気】

読み方:もののけ

人にとりついて祟(たた)りをする死霊生き霊妖怪の類。


物の怪

読み方:モノノケmononoke

人にたたりをするといわれる死霊生き霊


物の怪

読み方:モノノケmononoke

作者 土田耕平

初出 昭和2年

ジャンル 童話


物の怪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/15 14:27 UTC 版)

物の怪(もののけ)は、日本古典民間信仰において、人間憑いて苦しめたり、病気にさせたり、死に至らせたりするといわれる怨霊死霊生霊などのこと[1][2]妖怪変化(へんげ)などを指すこともある[3][4]


  1. ^ a b c d e 小林 1986, p. 696
  2. ^ a b 朝倉 1963, p. 434
  3. ^ 北原保雄他 編『日本国語大辞典』 第12巻(第2版)、小学館、1976年、1361頁。ISBN 978-4-09-522012-3 
  4. ^ 松村明 編『大辞林』(第3版)三省堂、2006年、2531頁。ISBN 978-4-385-13905-0 
  5. ^ a b c d 大藤 1988, pp. 5–6
  6. ^ a b c d e f g h 服部 1975, pp. 32–54
  7. ^ 多田 1990, p. 300
  8. ^ 赤澤春彦「日本中世における病・物気と陰陽道」小山聡子 編『前近代日本の病気治癒と呪術』(思文閣出版、2020年)ISBN 978-4-7842-1988-9 P172-173.
  9. ^ a b c d 次田 2008, p. 108
  10. ^ 小山聡子「平安時代におけるモノノケの表象と治病」小山聡子 編『前近代日本の病気治癒と呪術』(思文閣出版、2020年)ISBN 978-4-7842-1988-9 P156-164.
  11. ^ a b 池田 1959, pp. 205–210
  12. ^ 多田 1990, p. 57
  13. ^ 大江篤『日本古代の神と霊』臨川書店、2007年、18頁。ISBN 978-4-653-03967-9 


「物の怪」の続きの解説一覧

物の怪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 06:03 UTC 版)

我が家のお稲荷さま。」の記事における「物の怪」の解説

コトジノヌシ 声 - 甲斐田裕子 鱗虫の物の怪。水生木五行法則従い、力を求めて透の命を狙う。雷球の術を得意とするが、空幻とコウ連携策の前に敗れる。「コトジノヌシ」は放免条件として聞き出され真名。 モグカズ/モグツグ/モグゾー 声 - 浅野まゆみ青山桐子間宮くるみ 土気モグラ三兄弟の物の怪。幼稚園児の姿をとる。赤城高校訪れたクー達を探す昇を物の怪の世界引き込もうとした。特にクーに泥を投げ付けるなどしてからかいまくるが、これが彼女の逆鱗触れてしまい、制裁加えられた。アニメオリジナルキャラクター。 豆翡翠(まめひすい) 声 - 小林沙苗 木気の物の怪。原身は大きなさやに入った豆だが、人に化ける若い女の姿となる。豆翡翠放免代償として聞き出され真名。透の水気を狙うが、本気を出したコウ前に敗れる。巨大な豆の操って攻撃し、木気の物の怪である以上水気で攻撃されてもむしろ力が増してしまう。アニメオリジナルキャラクター。 透を狙っていた介虫 声 - 矢部雅史 真名及びその有無とも不明相棒妖怪とともに、六瓢からサカサエン奪った犯人。人に化けているが原身は大きな貝である。逃走中減少した霊力補給するため、透の豊富な水気を狙う。コウ及び拝と戦って敗れ、六瓢に引き渡され尋問を受ける。水気の術、特に水刃を得意とする食べられそうになった際、自らを「観賞用です」と言っていた。 座敷童子 声 - 沢城みゆき 真名及びその有無とも不明。とある温泉宿に住む幼女の姿をした座敷童子屋敷から離れることができず一緒に遊ぶ友人もいないせいで、客としてきた透に興味を持つ霊体呼んだ玩具を動かす能力がある。アニメオリジナルキャラクター。

※この「物の怪」の解説は、「我が家のお稲荷さま。」の解説の一部です。
「物の怪」を含む「我が家のお稲荷さま。」の記事については、「我が家のお稲荷さま。」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「 物の怪」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

物の怪

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 07:44 UTC 版)

和語の漢字表記

もののけ

  1. もののけ 参照

「 物の怪」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「 物の怪」の関連用語

 物の怪のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



 物の怪のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの物の怪 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの我が家のお稲荷さま。 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの物の怪 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS