物の怪使い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 02:02 UTC 版)
鬼律を操る事を生業とする者たち。特定の思想や目的を持たず、他者とも関わらず、ただ生きるためにその能力を使っている。清朝の頃は王室に仕える物の怪使いもいたが、絶対的な権力が失われた現在では流されるまま孤独に存在している。各胡同にて邪気を充満させる元凶であり最深部で主人公を待ち受けるが、いずれも主人公と対面したあとは自ら消えてき、ゲーム的な対決イベントは存在しない。 テレビゴミ 声 - 伊藤英敏 大量のブラウン管テレビが集まって形を成した物の怪使い。元々は沙角の製麺工場跡に存在する妄人だったが、大量に捨てられたテレビが邪気を生み出し、物の怪使いになった。水銀屋の怯えが生み出した邪気を利用し、無数のブラウン管で悪い気を反射させることで龍城路の胡同に邪気を蔓延らせていた。 シンバル女 声 - 青木菜な その名の通り巨大なシンバルを携えた女。スネークに雇われ、天堂劇場に迷い込んだ小黒を監禁していた。狂的的に高いテンションと甲高い笑い声が特徴で、主人公を挑発しながら「またしばらくこの世界とおさらば」という意味深な言葉を残して消えていく。 棺桶老人 声 - 千葉耕市 西城路の胡同に待ち構える物の怪使い。その名の通り棺桶に腰を掛け、頭部はその上に置かれた水晶玉の中に出ている。グエンの出世石を利用して胡同内の鬼律に力を与えていた。主人公に邪気を祓われると敗北を認め、人が最後に行き着く「邪気も妄想も欲望も何もかもが燃え尽きた真っ白な世界」の存在を語りながら消滅した。 人形使いの少年 声 - 小桜エツ子 芸をして生きてきた少年。外見年齢は10歳程度だが性格は大人びており、ニヒルで陰険。あらゆる事に興味が無く、スネークに逆らえないまま維多利亜大廈に邪気をまき散らしていたが、彼らの企みにも関心は無い。常にぜんまい仕掛けの鬼律を抱えている。
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