尋
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尋(ひろ)は、古代の中国や日本で使われた長さの単位。両手を左右に広げたときの幅を基準とする身体尺である[2]。
- ^ a b c d e f g 松井 哲洋「利根川水系及び近隣水域にある船板図の解析 (2) —長さの単位「尋(ひろ)」 と板図の縮尺率について—」『千葉県立関宿城博物館研究報告』第10号、千葉県、2006年、82-97頁。
- ^ a b c d 坂井 希美子「身体尺"咫(あた)""尋(ひろ)"を扱う教材の研究 : 教科書等で取り上げられている算数的活動を通して」『教材学研究』第28巻、日本教材学会、2017年、159-166頁。
- ^ 『小爾雅』広度「四尺謂之仞。倍仞謂之尋。尋、舒両肱也。倍尋謂之常。」
- ^ 『詩経』魯頌・閟宮「是尋是尺」伝「八尺曰尋。」
- ^ 『左伝』成公十二年「争尋常、以尽其民。」
- ^ 唐蘭 『天壌閣甲骨文存考釈』 輔仁大学、1939年、42-43頁。
李孝定編述 『甲骨文字集釈』 中央研究院歴史語言研究所、1970年、1037-1038頁。
張世超、孫凌安、金国泰、馬如森 『金文形義通解』 中文出版社、1996年、705-706頁。
林志強等評注 『《文源》評注』 中国社会科学出版社、2017年、300頁。 - ^ 劉釗 「読秦簡字詞札記」 『簡帛研究』第2輯 1996年、113-114頁。
劉釗 『古文字構形学』 福建人民出版社、2006年、321-322頁。 - ^ 于淼、秦宗林 「漢代隷書対篆書的影響和改造——以漢篆疑字釈読為中心」 『出土文献』2023年第1期 86-87頁。
- ^ 白川静 『新訂 字統』 平凡社、2004年、498-499頁。
- ^ 于淼、秦宗林 「漢代隷書対篆書的影響和改造——以漢篆疑字釈読為中心」 『出土文献』2023年第1期 86-87頁。
[続きの解説]
尋
出典:『Wiktionary』 (2021/07/06 08:16 UTC 版)
発音(?)
接尾辞
- (ひろ)尺貫法の長さの単位。大人が手を広げた長さで、主に漁業の場で綱の長さや水深を測るときに用いた(目盛の付いた綱をおろして水深を測ったのである)。1尋は、江戸時代に5尺~6尺であったが、明治期に6尺(約1.8m 1間に等しい)に定められた。身体を基準とする単位としては、ヤード・ポンド法のfathomと同様の考え方である。
翻訳
熟語
尋
尋 |
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「 尋」の例文・使い方・用例・文例
- 彼はあなたの安否を尋ねていた
- 私は彼女に名前を尋ねた
- ガイドさんにその町の歴史について尋ねた
- 「お楽しみいただけましたか」と主催者は尋ねた
- 昔の先生の安否を尋ねたが,先生は亡くなっていた
- 彼女は私が日本に来てどのくらいになるのかと尋ねた
- その容疑者は尋問のために連行された
- 彼に市役所までの行き方を尋ねた
- 私が尋ねた人はみな太郎は会議に来ないだろうと言った
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- 証人の尋問
- このあたりの海は水深50尋ある
- 警官は容疑者を尋問のために拘留している
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- お尋ねしてもよろしいですか
- 証人を尋問する
- 「質問してもよいですか」と生徒が尋ねると「言ってみなさい」と先生が答えた
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