アイヌ語 文法

アイヌ語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/06 04:24 UTC 版)

文法

基本的な文型は主語目的語動詞(SOV)ので、この点では日本語と同じである。ただし、動詞に主語および目的語[注 4]人称およびを示す接辞や、その他の意味[注 5]を加える接辞が付加されるため、場合によっては、動詞だけで文に相当する表現が可能である。名詞であっても、体の部分など特に個人と切り離せない関係にあるものは、所有者を示す所有接辞が必須的に付加される。

一例として、

  • usa-oruspe a-e-yay-ko-tuyma-si-ram-suy-pa

この直訳は

  • いろいろ-うわさ 私(主語)-について-自分-で-遠く-自分の-心-揺らす-繰り返し

となり、「いろいろのうわさについて、私は遠く自分の心を揺らし続ける=思いをめぐらす」[25]を意味する。これは単語としては2つしか含まないが長い文に相当する意味を表している。2番目の動詞は語根 suy に主語などを示す接辞副詞、さらには目的語やそれを限定する接辞がついて1つの長い単語になっている。

アイヌ語は言語類型論的に主要部標示言語であり、様々な文法現象において、付属部よりも主要部(動詞句の動詞など)に標記が与えられる。例えば所有表現において、nispa tekehe「長者の手」という時、所有者のnispa「長者」は無標であるのに対し、tek「手」はその所属形(英: possesed formtekehe「~の手」に変化している。これは英語などのように、所有者が所有形になり、所有されたものが無標であるとは対照的である。

品詞分類

アイヌ語の品詞分類について長きにわたって議論されてきたが、学者によって区分の仕方が異なっている[26]。特に問題となるのは、形容詞、後置副詞、人称代名詞、助動詞、連体詞などである。

アイヌ語では、印欧語や日本語などに相当する形容詞のカテゴリは存在しない。他の言語で形容詞が表す意味は、アイヌ語では自動詞によって表される。これらの状態動詞は、他の動作動詞と形態論において区別されておらず、意味も統語においても同様である[27][28][29]。例えば、アイヌ語のpirkaは、「良い」という状態的な意味も表せれば、「良くなる」のような変化的な意味表せる。また、人称変化も他の自動詞と同様である(pirka=an「我々が良くなる」、ipe=an「我々が食事する」)。

数の変化

動詞の一部はによって変化される。語幹が全く変わるもの(a「一人が座る」、rok「複数人が座る」)や語尾が交替するもの(ahun「一人が入る」、ahup「複数人が入る」)がある[30]

cape an.

cape

∅=an

3SG/3PL.SUBJ=ある.SG

cape ∅=an

猫 3SG/3PL.SUBJ=ある.SG

「猫が一匹いる」

cape okay.

cape

∅=okay

3SG/3PL.SUBJ=ある.PL

cape ∅=okay

猫 3SG/3PL.SUBJ=ある.PL

「猫が何匹かいる」

ただし、数詞や副詞などによって複数あることが文脈から明確的に判断できる場合は、印欧語のように一致するのではなく、一律単数形になる[30][24]

tu cape an.

tu

2つ

cape

∅=an

3SG/3PL.SUBJ=ある.SG

tu cape ∅=an

2つ 猫 3SG/3PL.SUBJ=ある.SG

「猫が二匹いる」

cape poronno an.

cape

poronno

たくさん

∅=an

3SG/3PL.SUBJ=ある.SG

cape poronno ∅=an

猫 たくさん 3SG/3PL.SUBJ=ある.SG

「猫が沢山いる」

また、他動詞の場合は主語ではなく、目的語に一致するのが一般的である[30][24]

cape ku=rayke.

cape

ku=∅=rayke

1SG.SUBJ=3SG/3PL.OBJ=殺す.SG

cape ku=∅=rayke

猫 1SG.SUBJ=3SG/3PL.OBJ=殺す.SG

「私は猫を一匹殺した」

cape ku=ronnu.

cape

ku=∅=ronnu

1SG.SUBJ=3SG/3PL.OBJ=殺す.PL

cape ku=∅=ronnu

猫 1SG.SUBJ=3SG/3PL.OBJ=殺す.PL

「私は猫を何匹か殺した」

人称変化

アイヌ語の動詞や名詞は、人称によって変化することがある。

アイヌ語では代名詞があまり用いられず、ラテン語古典ギリシア語同様、用いられる場合は、特別な意味(強調や限定)を表す。その代わりに、動詞にくっつく接語である人称接辞によって主語や代名詞を表示する。沙流方言の人称接辞は以下の通りである。

沙流方言の人称表現[31]
人称 代名詞 接辞
主格 目的格
一人称 単数 kani ku= en=
除外複数 coka ci= / =as un=
包括複数 aoka a= / =an i=
二人称 単数 eani e= e=
複数 ecioka eci= eci=
敬称単数 aoka   a= / =an i=
敬称複数 aoka / utar / utaroka a= / =an i=
三人称 単数 sinuma ∅= ∅=
複数 oka ∅= ∅=
不定人称 単数 asinuma a= / =an i=
複数 aoka a= / =an i=

また、命令法を除いて、人称接辞は常に必要とされる(三人称は無標であるが文法的にそのゼロ接辞によって動詞の結合価が充填される)。特殊な四人称も存在し、一人称の包括複数、二人称の敬称単複数、話者指示的人称(引用文での話者を指す一人称)、不定人称など多様な意味を持つ。

また、以下の表のように、自動詞と他動詞では主語の活用が異なる。また、目的語も人称接辞によって表されるため、下の表のように、無標の三人称が「それ」と翻訳されている。

自動詞ipe「ものを食べる;食事する」の活用
人称 単数形 複数形
一人称 ku=ipe 「私が食べる」 ipe=as 「私たちが食べる」
二人称 e=ipe 「君が食べる」 eci=ipe 「君たちが食べる」
三人称 ipe 「彼が食べる」 ipe 「彼らが食べる」
不定称 ipe=an 「人が食べる」 ipe=an 「人たちが食べる」
他動詞e「~を食べる」の活用
人称 単数形 複数形
一人称 ku=e 「私がそれを食べる」 ci=e 「私たちがそれを食べる」
二人称 e=e 「君がそれを食べる」 eci=e 「君たちがそれを食べる」
三人称 e 「彼がそれを食べる」 e 「彼らがそれを食べる」
不定称 a=e 「人がそれを食べる」 a=e 「人たちがそれを食べる」

アイヌ語の人称変化は名詞の所属形にも行われる。

極性表現

アイヌ語の極性表現について、否定に関しては朝鮮語同様、否定副詞を動詞の前に置くことでによっても表されるが、日本語のように限定副助詞ka「も」に助動詞ki「~する」を用いた複合構文によっても表される[29]

somo

NEG.ADV

ku=ytak.

1SG.SUBJ=話す.VI

somo ku=ytak.

NEG.ADV 1SG.SUBJ=話す.VI

「私は喋っていない。」

nep

どの.INTERR

aynu

ka

も.PTCL

somo

NEG

ne.

である.COP

nep aynu ka somo ne.

どの.INTERR 人 も.PTCL NEG である.COP

「私は人間ではない」(直訳:どの人間でもない)

ku=ytak

SG.SUBJ=話す.VI

ka

も.PTCL

somo

NEG.ADV

ki.

する

ku=ytak ka somo ki.

SG.SUBJ=話す.VI も.PTCL NEG.ADV する

「私は喋っていない。」(直訳:私は喋りもしない)

また、日本語琉球語朝鮮語等と同様(それ以上に)、特定な意味を表すものには否定助動詞や否定動詞を用いる[29]。否定動詞や否定助動詞には、例えばeaykap「(能力により)できない」、koyaykus「(都合により)できない」erampewtek「(知識として)わからない」、eramiskari/eramuskari「(経験として)知らない」、isam「無い」、sak「持っていない」、omuken「不漁だ」、turaynu「見つからない」などがある。

ku=ytak

SG.SUBJ=話す.VI

eaykap.

できない

ku=ytak eaykap.

SG.SUBJ=話す.VI できない

「私は喋れない。」

ku=erampewtek.

ku=∅=erampewtek.

SG.SUBJ=3SG/3PL.OBJ=知らない.VT

ku=∅=erampewtek.

SG.SUBJ=3SG/3PL.OBJ=知らない.VT

「私はそれについて知らない。」

禁止表現(否定命令)には、副詞iteki(沙流・千歳方言)やeciki(旭川方言)。肯定の命令法同様、例外的に人称接辞を取らない[32]

iteki

NEG

arpa!

行く.IMP

iteki arpa!

NEG 行く.IMP

「行かないで!」

項構造

アイヌ語では動詞の結合価が重要な役割を果たしており、「項スロット」と呼ばれる構造によって動詞の結合価が操作される[33]。アイヌ語の動詞は0項動詞(完全動詞)、1項動詞(自動詞)、2項動詞(他動詞)、3項動詞(複他動詞)と分類される[27]。個々の動詞に対して、項スロットは厳格に固定され、殆ど変動や両用することはなく、多くの言語における意味や統語的な結合価とは異なっている[33]

様々な接辞によって、動詞の結合価が上がったり、下がったりする[34]。例えば、後述の充当態接辞によって動詞に斜格を目的語として追加し、結合価をあげることができる。また、再帰接頭辞のyay-などによって項スロットが充填され、結合価が下がる。動詞に人称を付与することでも項スロットを充填することができる。

名詞抱合

アイヌ語で名詞の抱合がよく行われ、他動詞に目的語が抱合されると、他動詞から自動詞になり、それ相応の人称表現が付けられる。

cep

ku=koyki.

1SG.SUBJ=攻撃する.VT

cep ku=koyki.

魚 1SG.SUBJ=攻撃する.VT

「私は魚を獲る。」

ku=cepkoyki.

1SG.SUBJ=魚を獲る.VI

ku=cepkoyki.

1SG.SUBJ=魚を獲る.VI

「私は魚捕りをする。」

充当態

アイヌ語には動詞の結合価を上昇させる充当態接頭辞e-具格、「~で」)、o-処格、「~で」)及びko-与格、「~に」)の存在が報告されている。[35]以下の例において、本来は1価しか持たない(主語のみで充足し、目的語を持てない)自動詞itakに、与格充当接頭辞のko-が付くと、2価を持つ(主語と目的語両方があって初めて充足する)他動詞koytakとなり、目的格人称接辞を取ることができるようになる。

ku=ytak.

1SG.SUBJ=話す.VI

ku=ytak.

1SG.SUBJ=話す.VI

「私は喋っている。」

hekaci ku=koytak.

hekaci

男の子

ku=∅=ko-ytak.

1SG.SUBJ=3SG.ACC=APL.DAT-話す.VT

hekaci ku=∅=ko-ytak.

男の子 1SG.SUBJ=3SG.ACC=APL.DAT-話す.VT

「私は男の子と喋っている。」


注釈

  1. ^ Glottolog 2.7 では"Ainu family"(アイヌ語族)として独立した語族とされている。
  2. ^ 他の7言語は、与那国語八重山語が「重大な危険 (severely endangered) 」、宮古語沖縄語国頭語奄美語八丈語が「危険 (definitely endangered) 」に分類された。
  3. ^ 北海道では近世初期に政治的統合の動きがあったが、松前藩によって阻止された。シャクシャインの戦い参照。
  4. ^ 授与動詞では間接目的語も含む。
  5. ^ 動詞の、先行名詞との関係を示す関係詞相当のもののことである。
  6. ^ 「ひら-(平、比良)」を平らではなく pira "崖"と解釈する方法。ただし、広(ひろ)、拓/墾(ひら)く、などと同語根であることにも留意

出典

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