狛江駅
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狛江駅 | |
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![]() 北口(2009年6月13日) | |
こまえ Komae | |
◄OH 15 喜多見 (1.1 km) (0.6 km) 和泉多摩川 OH 17► | |
所在地 | 東京都狛江市東和泉一丁目17-1 |
駅番号 | OH16 |
所属事業者 | 小田急電鉄 |
所属路線 | ■小田原線 |
キロ程 | 13.8 km(新宿起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線* |
乗降人員 -統計年度- |
[小田急 1]41,774人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)5月27日 |
備考 | *通過線2線含む |
概要
駅名称は自治体名「狛江」から取られた。
旧・小田原急行鉄道路線計画時にはなかったが、住民の要望で新設された請願駅である。このため駅開設は路線開通より2か月遅れている。狛江市中心部に位置するが、駅周辺は住宅が密集していたため大規模商業施設やバスターミナル新設が困難であった。路線高架化事業に伴い、駅前再開発事業も行われ、駅前施設「エコルマ」および北口ロータリーが完成した。
「成城学園前管区成城学園前管内」に属する[1]。
狛江市内の駅は、当駅・和泉多摩川駅のみである。なお、喜多見駅はホームの一部が狛江市内となっているが、登記上の所在地は世田谷区となっている。
歴史
![](https://weblio.hs.llnwd.net/e7/redirect?dictCode=WKPJA&url=https%3A%2F%2Fupload.wikimedia.org%2Fwikipedia%2Fcommons%2Fthumb%2F9%2F95%2FKomae_Sta_inside_19950325.jpg%2F299px-Komae_Sta_inside_19950325.jpg)
年表
- 1927年(昭和2年)5月27日:開設[2]。当初は多摩川駅(現・和泉多摩川駅)のみ開設予定であったが、同駅が市の中心部から離れていることから村内中心部への新駅建設を望む陳情書が村側から出され、拒絶した小田急側に対し、村は停留所と用地を地元の募金で買収し小田急に寄付することで駅新設の合意を取付け、当駅開設が実現した[3]。
- 1937年(昭和12年)9月1日:片瀬江ノ島駅行「直通」の停車駅となる(小田原方面行「直通」は通過)。
- 1948年(昭和23年)9月:桜準急新設、停車駅となる。
- 1951年(昭和26年)4月:準急の停車駅となる。
- 1964年(昭和39年)11月5日:準急の通過駅となる。
- 1989年(平成元年)7月:喜多見駅 - 和泉多摩川駅間複々線化工事着工。
- 1995年(平成7年)3月26日:高架化(上り線は仮設ホームで営業)[4][5]。
- 1996年(平成8年)12月1日:上り線ホームを本設ホームへ移設[4]。
- 1997年(平成9年)
- 1998年(平成10年)5月28日:小田急マルシェオープン[9]。
- 2004年(平成16年)12月11日:区間準急新設、停車駅となる[10]。
- 2013年(平成25年)9月1日:接近メロディが狛江市の歌である「水と緑のまち」に変更[11]。
- 2014年(平成26年)1月:駅ナンバリングが導入され、使用を開始[12]。
- 2016年(平成28年)3月26日:区間準急廃止、再度各停のみ停車となる[13]。
- 2018年(平成30年)3月17日:54年振りに準急の停車駅となる[14]。東京メトロ千代田線直通列車(各停・準急)停車開始。
駅名の由来
駅が所在している自治体の名称「狛江」より(狛江の由来については諸説ある)。
駅構造
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狛江駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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間に通過線を挟んだ相対式ホーム2面4線を有する高架駅る。線路・ホームは高架上、改札口は地上にある。複々線区間であるため。各停の動きに関わらず、特急ロマンスカー・快速急行・急行などが追い越すことが可能。
改札口は喜多見駅側に1か所あり、北側と南側、および改札正面の公共通路への出口がある。臨時改札口はない。屋根はホーム全面を覆っているが、線路部分は覆っていない。駅舎両脇の高架下を商業施設、駐輪場として利用している。
世田谷区内をほぼ直線状に進んで来た路線が、多摩川橋梁に合わせてカーブする途上にあるため、ホームは緩やかにカーブしている。
駅舎デザインは、内側外側共に改札階は薄い茶色、ホーム階は白色が基調となっている。出入り口付近の装飾(駅名が掲げてある箇所)、改札階窓枠、およびホーム階の窓枠は、濃い茶色で、上部が半円状のデザインに統一されている[15]。隣の和泉多摩川駅では、淡いグリーン色、上部が三角形となっており、両駅間デザイン上の差異となっている。
![](https://weblio.hs.llnwd.net/e7/redirect?dictCode=WKPJA&url=https%3A%2F%2Fupload.wikimedia.org%2Fwikipedia%2Fcommons%2Fthumb%2Fb%2Fb5%2FKomae_izutama_hikaku.jpg%2F220px-Komae_izutama_hikaku.jpg)
また、旅客上屋(屋根)については、喜多見駅等の世田谷区内の新設高架駅では、横から見て丸みを帯びたものに統一されているが、狛江市内にある狛江駅と和泉多摩川駅は、直線状のものに統一されている[15]。
![](https://weblio.hs.llnwd.net/e7/redirect?dictCode=WKPJA&url=https%3A%2F%2Fupload.wikimedia.org%2Fwikipedia%2Fcommons%2Fthumb%2Fc%2Fc8%2FKomae_station_210202.jpg%2F200px-Komae_station_210202.jpg)
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 軌道 | 行先[16] |
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1 | ![]() |
下り | 緩行線 | 小田原・片瀬江ノ島方面 |
通過線 | □小田原線 | 下り | 急行線 | (下り列車通過) |
通過線 | 上り | (上り列車通過) | ||
2 | ![]() |
上り | 緩行線 | 新宿・![]() |
※下り東北沢駅 - 登戸駅間、上り向ヶ丘遊園駅 - 東北沢駅間急行線・緩行線は原則として以下の通りに使い分けられている。
- 〔急行線〕
- □特急ロマンスカー・■快速急行・□通勤急行・■急行が使用する。成城学園前駅 - 経堂駅間のみ□通勤準急も使用する。
- 〔緩行線〕
- ■準急・■各停が使用する。□通勤準急も上記以外の区間で使用する。
- 但し、千代田線直通上り■急行は、経堂駅以東で緩行線を使用する。
出入口
旧駅舎
駅舎・線路共に地上にあった。駅舎は下りホーム側にあり、両ホームは跨線橋で連絡していた。上りホームには臨時改札口があった。
駅設備
駅舎は1990年代に出来たため、設備は比較的充実している。多目的トイレはオストメイトに対応している。
- トイレ:改札内(上り線の直下付近)にある。女性用、多目的トイレ、男性用がある。
- 水飲み場:各ホームに1か所ずつ、合計2か所ある。
- 休憩コーナー:改札内側に2か所ある(旧・喫煙所)。
- 待合室:各ホームに1か所ずつ、計2か所が2004年(平成16年)秋に新設された。
- エレベーター:改札階と各ホーム階を連絡する。ホーム毎各1基の合計2基がある。
- エスカレーター:改札階と各ホーム階を連絡する。両方向各1基の合計4基がある。
商業設備・施設
- 売店:セブン-イレブンが改札外側に1店舗ある。
- 飲食店
- 生そば箱根
- 改札内側と駅外側の両側に出入口があるが、生そば箱根側は改札内側からの出入りが出来ない。
- 生そば箱根
- ATMコーナー:改札外に2か所ある。
- 公衆電話:改札内に2か所ある。
- コインロッカー:改札外側に1か所ある。
- スピード写真:改札外側に1か所ある。
注釈
- ^ 藤田雄介(小田急電鉄CSR・広報部)「総説:小田急電鉄」『鉄道ピクトリアル』第70巻第8号(通巻976号)、電気車研究会、2020年8月10日、13頁、ISSN 0040-4047。
- ^ 『小田急五十年史』小田急電鉄、1980年12月、790頁。doi:10.11501/11956508 。
- ^ 私鉄会社による路線・駅舎用地買収と地域社会 - 永江雅和, 専修経済学論集,48(2),77-92(2013-11-30) ,
- ^ a b 編集部「小田急の複々線区間工事前後を見る」『鉄道ピクトリアル』第68巻第6号(通巻946号)、電気車研究会、2018年6月1日、41頁、ISSN 0040-4047。
- ^ “小田急・喜多見 - 和泉多摩川間 26日から複線高架に”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1995年3月15日)
- ^ “小田急小田原線(成城学園前駅~登戸駅間)線増連続立体交差事業 4月27日(日)から喜多見、狛江、和泉多摩川3駅の新駅舎を使用開始 同区間の複々線化工事の完成は平成9年6月を予定しています”. 小田急電鉄. 1997年6月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月20日閲覧。
- ^ “小田急 連続立交化6月完成 喜多見ー和泉多摩川 新駅舎27日から使用”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1997年4月18日)
- ^ 寺西知幸「複々線化進展による江ノ島線への波及効果」『鉄道ピクトリアル』第70巻第8号(通巻976号)、電気車研究会、2020年8月10日、217頁、ISSN 0040-4047。
- ^ 『小田急線狛江駅高架下 小田急マルシェ狛江 5月28日(木)オープン』(プレスリリース)小田急電鉄、1998年5月14日。 オリジナルの1998年6月14日時点におけるアーカイブ 。2022年3月20日閲覧。
- ^ 『12月11日(土)、小田急線のダイヤ改正を実施 -複々線化区間の延伸、新種別の導入で所要時間が短縮します-』(プレスリリース)小田急電鉄、2004年10月6日。 オリジナルの2005年3月8日時点におけるアーカイブ 。2021年5月5日閲覧。
- ^ “市の歌 > 平成25年9月1日から小田急線狛江駅の電車接近メロディーが狛江市の歌「水と緑のまち」に!”. 狛江市. 2021年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月5日閲覧。
- ^ 『小田急線・箱根登山線・箱根ロープウェイ・箱根海賊船にて 2014年1月から駅ナンバリングを順次導入します! 新宿駅から箱根・芦ノ湖まで通しのナンバリングにより、わかりやすくご利用いただけます』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄 / 箱根登山鉄道、2013年12月24日。 オリジナルの2021年5月9日時点におけるアーカイブ 。2021年5月9日閲覧。
- ^ 『2016年3月26日(土)小田急線ダイヤ改正を実施します ロマンスカー停車駅の新設および東京メトロ千代田線直通列車の増発』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄、2015年12月18日、6頁。 オリジナルの2019年6月6日時点におけるアーカイブ 。2020年5月10日閲覧。
- ^ 『代々木上原 - 登戸間の「複々線化」により小田急の通勤が変わる! 2018年3月、新ダイヤでの運行開始 〜ラッシュピーク混雑率150%、町田〜新宿間の最大12分短縮を実現〜 〜快速急行の登戸停車や列車種別の新設で、都心へのアクセス向上〜』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄、2017年11月1日。 オリジナルの2019年4月15日時点におけるアーカイブ 。2020年5月10日閲覧。
- ^ a b 編集部「小田急複々線区間 各駅停車」『鉄道ピクトリアル』第68巻第6号(通巻946号)、電気車研究会、2018年6月1日、48頁、ISSN 0040-4047。
- ^ “狛江駅のご案内 駅立体図”. 小田急電鉄. 2023年6月3日閲覧。
- ^ 統計情報 - 狛江市
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
- ^ a b 狛江市民活動・生活情報誌%20第44号(2007年4月) - 狛江市
- ^ 関東交通広告協議会「平成15年度1日平均乗降人員・通過人員」
- ^ 関東交通広告協議会「平成16年度1日平均乗降人員・通過人員」
- ^ 関東交通広告協議会「平成17年度1日平均乗降人員・通過人員」
- ^ 風景印%20狛江駅前郵便局 - 日本郵便
出典
- ^ a b c “鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2023年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月26日閲覧。
- ^ “鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2023年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月20日閲覧。
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
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- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
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- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)
- ^ 令和2年
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