狛猫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/10 07:31 UTC 版)
狛猫(こまねこ)は、京都府京丹後市峰山町の金刀比羅神社の境内社である、木島神社・猿田彦神社に鎮座している一対の猫の石像(多くの神社などで見られる狛犬と同様に左右に設置)[1]。「金刀比羅神社石造狛猫」の名称で、2020年(令和2年)9月1日付で京丹後市の文化財指定を受けた[2]。彫刻20号にあたる。狛猫を擁する金刀比羅神社は、日本遺産『300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊』の構成文化財のひとつにも認定されている[3]。
注釈
出典
- ^ a b c d 田中尚之『石工松助を語る』清水印刷、2003年、32頁。
- ^ a b c d e f g “京丹後市デジタルミュージアム狛猫”. 京丹後市. 2020年10月6日閲覧。
- ^ “STORY #043 300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊”. 日本遺産. 2020年9月21日閲覧。
- ^ 木村ひとみ (2016年9月13日). “蚕の守護神こま猫PR”. 読売新聞: p. 32
- ^ a b c d グレゴリ青山『グレゴリさんぽ第53話』小学館(月刊「フラワーズ2019年1月号」)、2018年、209-212頁。
- ^ a b “ことひら22号2面” (PDF). 金刀比羅会. 2018年9月15日閲覧。
- ^ a b c d 京丹後市史編さん委員会『京丹後市史資料編 京丹後市の伝承・方言』京丹後市、2012年、68頁
- ^ a b c d e f g 「木島神社の親子石像について」『旦波』第9号、2016年、34頁。
- ^ 上杉千郷『狛犬ものがたり』戒光祥出版、2008年、102頁。
- ^ 月刊キャッツ「猫おじさんが行く 日本全国ネコ紀行」ペットライフ社、1997年、78頁
- ^ 和田博雄『石工松助について-丹後の石工について-』6頁(「両丹地方史第58号」1993.10.24発行より抜粋)
- ^ “我が町のこま猫さんです”. 毎日新聞. (2018年1月7日) 2018年9月11日閲覧。
- ^ 寺脇毅 (2018年3月13日). “「狛猫」で地域おこし”. 朝日新聞: p. 33
- ^ “金刀比羅神社のねこプロジェクト”. 2018年9月11日閲覧。
- ^ “ずっと地元を見守ってきたニャ 金刀比羅神社の「狛猫」”. シッポ. 2018年9月10日閲覧。
- ^ “ことひら27号1-2面” (PDF). 金刀比羅会. 2018年9月15日閲覧。
- ^ 京丹後市観光振興課「京丹後へGO! 2016年春・夏」京丹後市観光情報センター、2016年、9頁
- ^ 『海の京都体験手帖 2016秋・冬』海の京都DEMO、2016年、2-3頁。
- ^ “京都丹後鉄道あおまつ”. 京都丹後鉄道. 2020年9月22日閲覧。
- ^ “ことひら26号1-2面” (PDF). 金刀比羅会. 2018年9月15日閲覧。
- ^ 樋口 (2017年8月1日). “郷土料理と文化財コラボ”. 北近畿経済新聞: p. 2
- ^ 秘書広報広聴課『広報京丹後vol.172』京丹後市、2018年、15頁。
- ^ 洛西タカシマヤ開店35周年記念祭チラシ「丹後フェア」1面
- ^ “洛西タカシマヤ×ラクセーヌ専門店「開店35周年記念祭」 洛西ニュータウン唯一の百貨店の歩み”. 2018年9月11日閲覧。
- ^ 寺脇毅 (2018年9月6日). “郷土料理にネコ 新名物”. 朝日新聞 2018年9月13日閲覧。
- ^ “『日本遺産「丹後ちりめん回廊」体験学習会(京丹後コース)』を開催しました”. 2018年9月12日閲覧。
- ^ “京丹後の「狛猫」知って”. 北近畿経済新聞: p. 8. (2017年9月1日)
- ^ a b c d e f 「木島神社の親子石像について」『旦波』第9号、2016年、35-36頁。
- ^ “「狛猫」や「猫神様」など、話題の“猫がいる神社”をご紹介します”. ねこのきもち. 2020年10月7日閲覧。
- ^ “新潟県長岡市にある猫の神社に行ってきた! 南部神社 別名猫又権現 狛猫をじっくり観察! 動画有 雑記”. ねこのおしごと. 2020年10月7日閲覧。
- ^ 宮本昭治『石猫を探して』宮本昭治、2006年、6頁。
- ^ 久保田和幸『狛犬探訪』さきたま出版会、2003年、28頁。
- ^ a b “球磨郡水上村「生善院」”. 猫スポット日本全国マップ. 2020年10月7日閲覧。
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