くろ‐しお〔‐しほ〕【黒潮】
読み方:くろしお
フィリピン東方海域より発し、台湾と石垣島との間を通り、吐噶喇(とから)海峡を抜け、本州の南岸沿いに東方に流れる暖流。日本近海における最大の海流で、一部は対馬(つしま)暖流となる。高温で塩分が多く、濃い藍色を呈する。黒瀬川。日本海流。→親潮
こくちょう〔コクテウ〕【黒潮】
黒潮(くろしお)Kuroshio
北太平洋の亜熱帯循環の西縁を構成する海流で、フィリッピン東岸で北赤道海流が分岐して北上し、台湾東岸を通って一旦東シナ海に入り、トカラ海峡から再び太平洋に出て、日本南岸に沿って流れ、房総沖を過ぎたあたりから東に転じ、黒潮続流となる。黒潮は世界屈指の大海流で、その流速は最大200ないし250cm/sに達し、流量は毎秒5,000万トンに達する。本州南岸での黒潮には二つの安定した流路をとり得て、まっすぐ沿岸沿いに進む場合と、遠州灘沖の大冷水塊を迂回して大蛇行して流れる場合がある。黒潮の名は黒潮水が透明度が高く、濃い藍色を呈することからきている。地理学等で日本海流と呼ぶことがあるが、海洋学では使用しない。
くろしお (黒潮)
●南アフリカの南西部が原産です。透明な窓をもたない硬葉系のハオルチアで、葉は濃緑色をしています。詳細な情報は見あたらず、種名も確定されていないようです。
●ユリ科ハオルチア属の常緑多年草で、学名は Haworthia sp.。英名はありません。
ハオルチア: | ハオルチア・リミフォリア ハオルチア・レツーサ 五重塔 黒潮 |
ハナニラ: | 花韮 |
ハマオモト: | アフリカ浜木綿 クリヌム |
黒潮
姓 | 読み方 |
---|---|
黒潮 | くろしお |
黒潮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/03 09:18 UTC 版)
黒潮(くろしお、Kuroshio Current)は、東シナ海を北上してトカラ海峡から太平洋に入り、日本列島に沿って東に向かい、房総半島沖に達する海流である[1]。日本近海を流れる代表的な暖流で、日本では日本海流(にほんかいりゅう)とも呼ぶ。
- ^ 黒潮 気象庁(2022年4月29日閲覧)
- ^ 『SANRIKU JAPAN(三陸日本) BRAND BOOK』三陸地域水産業等振興推進協議会(事務局:経済産業省東北経済産業局)2022年4月29日閲覧
- ^ a b c “沖合表層域 412 黒潮・亜熱帯海域”. 環境省. 2022年12月10日閲覧。
- ^ a b c d “沖合表層域 407 黒潮・本州海域”. 環境省. 2022年12月10日閲覧。
- ^ “沖合表層域 410 黒潮反流(一部)”. 環境省. 2022年12月10日閲覧。
- ^ “沖合表層域 404 黒潮続流・冷水塊海域”. 環境省. 2022年12月10日閲覧。
- ^ “沖合表層域 405 黒潮東方分岐海域”. 環境省. 2022年12月10日閲覧。
- ^ “沖合表層域 406 黒潮続流・暖水塊海域”. 環境省. 2022年12月10日閲覧。
- ^ a b c d e f 【みんなのカガク】黒潮大蛇行 観測史上最長/九州沖で渦発生 巨大化『読売新聞』夕刊2022年4月28日
- ^ a b 『海のなんでも小事典』[要ページ番号]
- ^ 鹿児島大学プレスリリース資料(研究成果発表)
- ^ a b 『海洋の事典』[要ページ番号]
「 黒潮」の例文・使い方・用例・文例
- 日本の気候の温暖なるは黒潮の圧接による
- 黒潮に流されて米国の海岸に漂着した者があった
- 黒潮は日本の気候に大いなる関係がある
- 黒潮に流されて米国へ着いた漁夫があった
- 黒潮が日本の気候を和げている
- 黒潮と親潮のぶつかり合う所
- 黒潮という海流
- 黒潮の大蛇行に伴って発生する冷たい水の塊
- 黒潮発電という波力発電
- 記者会見で,海部さんは「古代の入植者は台湾から与那国島が見えたのでしょうか。彼らはどのようにして黒潮を渡ったのでしょうか。その航海はとても困難なものだったに違いないと考えています。私たちは日本人の起源に関する謎(なぞ)を解き明かしたいと思っています。」と話した。
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