蛇腹とは? わかりやすく解説

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じゃ‐ばら【蛇腹】

読み方:じゃばら

の腹のような形状模様の意》

組み立て式カメラ引き伸ばし機で、レンズ本体とをつなぐ、遮光性折りたたみ式伸縮自在部分

建物の軒や壁の最上部などに帯状巡らした刳形(くりかた)のある突出部分胴蛇腹軒蛇腹などがある。

衣服帽子装飾としてつける波状テープ

アコーディオン提灯(ちょうちん)などの胴体の、伸縮する部分

蛇腹糸」の略。

蛇腹伏せ」の略。


じゃばら

ユズ近縁種果汁多く酸味が強い。和歌山県東牟婁郡(ひがしむろぐん)北山村原産


蛇腹

読み方:しゃばらじゃばら

  1. 咽喉-頚。〔第二類 人物風俗
  2. 咽喉。頚を云ふ。
  3. 咽喉、頚のこと。
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蛇腹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/30 01:59 UTC 版)

蛇腹構造の例:アコーディオン

蛇腹(じゃばら) とは、プラスチック金属などのないしは状の部材で作られる、山折りと谷折りの繰り返し構造である。ベローズ英語: bellows)と呼ぶこともある。

その文様がヘビ(蛇)腹部に似ている為、蛇腹と呼ばれている。転じてヘビの腹部そのものを指す場合もある(ヘビと同様の腹部構造とされる龍(架空の生物)などに対しても用いられる事もある)。

近年では自由に曲げが効くことからフレキシブル / フレキもしくは、楽器からアコーディオン構造とも呼ばれている。ただし楽器のアコーディオンには蛇腹という意味は無い。

構造

円筒形構造

ブラ提灯

曲がるストローのように円筒形のものもあるが、古くは小田原提灯などの提灯に見ることが出来る。提灯などは補強部材を用いるが、フレキシブルチューブの様に用いない物もある。洗濯機の排水ホースのようにずっと設置したままのものには、蛇腹の谷間にが溜まる場合もある。

多角形構造

膜様のものを用いる場合は形を維持するために、補強用の部材を用いる。多くは断面長方形に作られている。六角形八角形のものも存在するが、断面が多角形になる蛇腹は、の部分の処理の関係上、の数が偶数になる。また、紙で折ることによりこの構造を作ることも出来る。この場合、補強材を使用せず、キャンドルライトなど手作りの製品が作られることがある。

応用

ストロー

曲がるストローアコーディオンの場合は、下記の二つの機能の両方を利用しているといえる。

体積の可変

蛇腹構造の特徴は、蛇腹の両端をふさぐことによって容積が可変な閉鎖空間を作り出すことが出来る点にある。たとえば気密になるように作成し、空気等の出入りを適当な形で制限することによって、(ふいご)やポンプを作成することが出来る。また、提灯などでは容積のあるものを縮めコンパクトにしまうことが出来る。

曲げの可変

両端の位置関係を伸縮方向のみならずそれと直角な方向においてもある程度自由に決めることが出来るという点も重要である。列車貫通幌はこの性質を利用したものといえる。これ以外にも電気配管などに使用されるフレキシブルチューブなどがあり、電気工作物などに利用されている。

ヘビの蛇腹

蛇の下腹部

ヘビの腹面を「蛇腹」と呼称するのはいわゆる俗称であって、その大半を占めている咽頭部(横幅が縦幅よりも大きな鱗の部分を先端として)から総排出腔まで横節に分かれている腹板(腹鱗)、肛門部にあたる肛板、肛板の後縁から後ろの尻尾の部分に当たる対構造となった尾下腹に分けられる。

で覆われた蛇の表皮は覆瓦状に重なって配列されており、鱗と鱗の間の部分には柔らかく弾力性に富んだ皮膚が畳み込まれており、必要に応じてこの部分を伸縮させることが出来る。

また、腹板は蛇の種類によって数や形態が微妙に違っており、その種類を判別する要素の一つとなっている。

関連項目


蛇腹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/07 16:14 UTC 版)

「鞴」の記事における「蛇腹」の解説

一般的な下図にて示した構造では、下側2つ取っ手それぞれ両手持ち片開きの蛇腹を広げた際に吸気(1)押し縮めた際に上側ノズル(2)から排気送風)する。吸気口(3)ノズルは弁構造になっており、ノズルから吸気したり、吸気口から排気されてしまったりするいわば逆流することのない構造になっている吸気排気交互に行う構造上、連続して空気送り出すことは出来ないが、二つ上の鞴を組み合わせて交互に排気すれば連続した送風が可能となる。 鞴 構造図1.吸い込むように穴から空気が入る。2.穴から勢いよく空気放出される。3.弁。開いた閉じたりする。

※この「蛇腹」の解説は、「鞴」の解説の一部です。
「蛇腹」を含む「鞴」の記事については、「鞴」の概要を参照ください。

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