Trustee クラス
アセンブリ: System.Messaging (system.messaging.dll 内)
構文
解説
トラスティとは、アクセス制御エントリを作成するときに、アクセス権を与えたり拒否したりする対象となるエンティティです。TrusteeType メンバを (直接に、または Trustee コンストラクタを使用して間接的に) 設定して、トラスティが、ユーザー、コンピュータ、その他の種類のいずれであるかを指定します。トラスティのアクセス許可を設定する前に、トラスティ型を指定しなかった場合は、型の既定値は Unknown になります。
Trustee を使用してアクセス許可を設定する前に、Name プロパティの値を指定する必要があります。Name には、新しいアクセス権の割り当て先となるユーザー、グループ、またはコンピュータ アカウントの名前が格納されます。オプションとして、SystemName プロパティを使用して、トラスティ アカウントの検索場所とするシステムの名前を指定し、その名前を解決してセキュリティ ID を取得できます。SystemName を指定しない場合は、ローカル コンピュータがアカウント名を検索します。
System.Messaging.Trustee
プラットフォーム
Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
参照
Trustee メンバ
System.Messaging 名前空間
TrusteeType
MessageQueueAccessControlEntry クラス
MessageQueue.SetPermissions
Trustee コンストラクタ ()
アセンブリ: System.Messaging (system.messaging.dll 内)
構文
解説
Trustee インスタンスを使用してアクセス許可を設定する前に、Name プロパティの値を指定する必要があります。オプションとして、SystemName プロパティを使用して、トラスティ アカウントの検索場所とするシステムの名前を指定し、その名前を解決してセキュリティ ID を取得できます。SystemName を指定しない場合は、ローカル コンピュータがアカウント名を検索します。
プラットフォーム
Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
参照
Trustee コンストラクタ (String, String)
アセンブリ: System.Messaging (system.messaging.dll 内)
構文
例外
解説
このオーバーロードを使用してトラスティを設定し、アカウントの検索にネットワーク コンピュータを使用するように指定します。TrusteeType プロパティは Unknown に設定されていますが、この Trustee のインスタンスを使用してアクセス許可を設定する前に、このプロパティの値を変更できます。
プラットフォーム
Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
参照
Trustee コンストラクタ (String)
アセンブリ: System.Messaging (system.messaging.dll 内)
構文
例外
解説
このオーバーロードを使用してトラスティ アカウントを設定し、アカウントの検索にローカル コンピュータを使用するように指定します。TrusteeType プロパティは Unknown に設定されていますが、この Trustee のインスタンスを使用してアクセス許可を設定する前に、このプロパティの値を変更できます。
プラットフォーム
Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
参照
Trustee コンストラクタ (String, String, TrusteeType)
アセンブリ: System.Messaging (system.messaging.dll 内)
構文
Dim name As String Dim systemName As String Dim trusteeType As TrusteeType Dim instance As New Trustee(name, systemName, trusteeType)
解説
トラスティの種類がわかっている場合は、このオーバーロードを使用してトラスティ アカウントを設定し、アカウントの検索にネットワーク コンピュータを使用するように指定します。
このオーバーロードは、構築時に TrusteeType プロパティを設定しますが、この Trustee のインスタンスを使用してアクセス許可を設定する前に、このプロパティの値を変更できます。(コンストラクタのその他のオーバーロードが既定で設定する) Unknown トラスティ型は、使用されているトラスティの種類が不明であっても、有効であることがわかっている場合だけに使用します。
プラットフォーム
Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
参照
Trustee コンストラクタ
オーバーロードの一覧
名前 | 説明 |
---|---|
Trustee () | Trustee クラスの新しいインスタンスを、その読み取り/書き込みプロパティを設定せずに初期化します。 |
Trustee (String) | Unknown 型の Trustee クラスの新しいインスタンスを初期化し、Name プロパティを指定された値に設定してから、SystemName を null 参照 (Visual Basic では Nothing) に設定します。 |
Trustee (String, String) | Name プロパティと SystemName プロパティの値を指定して、Unknown 型の Trustee クラスの新しいインスタンスを初期化します。 |
Trustee (String, String, TrusteeType) | Name プロパティと SystemName プロパティの値を指定して、Trustee クラスの新しいインスタンスを初期化します。 |
Trustee プロパティ
パブリック プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Name | トラスティの名前を取得または設定します。 | |
SystemName | トラスティのアカウントの検索対象となるコンピュータを取得または設定します。 | |
TrusteeType | トラスティがユーザー、グループ、コンピュータ、ドメイン、エイリアスのいずれであるかを識別する、トラスティの型を取得または設定します。 |
関連項目
Trustee クラスSystem.Messaging 名前空間
TrusteeType
MessageQueueAccessControlEntry クラス
MessageQueue.SetPermissions
Trustee メソッド
パブリック メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) | |
GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。) | |
GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。) | |
ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) | |
ToString | 現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。) |
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。) | |
MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。) |
関連項目
Trustee クラスSystem.Messaging 名前空間
TrusteeType
MessageQueueAccessControlEntry クラス
MessageQueue.SetPermissions
Trustee メンバ
アクセス制御エントリの適用先のユーザー アカウント、グループ アカウント、またはログオン セッションを指定します。
Trustee データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。
パブリック コンストラクタ
パブリック プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Name | トラスティの名前を取得または設定します。 | |
SystemName | トラスティのアカウントの検索対象となるコンピュータを取得または設定します。 | |
TrusteeType | トラスティがユーザー、グループ、コンピュータ、ドメイン、エイリアスのいずれであるかを識別する、トラスティの型を取得または設定します。 |
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) | |
GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。) | |
GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) | |
ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) | |
ToString | 現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。) |
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) | |
MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) |
関連項目
Trustee クラスSystem.Messaging 名前空間
TrusteeType
MessageQueueAccessControlEntry クラス
MessageQueue.SetPermissions
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