informative
「informative」とは、「有益な」「教育的な」「参考になる」といった情報や本や知識がためになる内容であるという意味のことを表す英語表現である。
「informative」とは・「informative」の意味
「informative」とは、「有益な・教育的な・教訓的な」という意味の英語表現である。情報・本・知識について「得るところが多い・参考になる・ためになる」内容であるという意味を表す。情報や知識を与える・提供するという意味もある。なお、「informative」は形容詞であり、動詞では「inform(知らせる)」、名詞では「information(情報)」となる。「informative」の発音・読み方
「informative」の発音記号は、アメリカ英語では「infɔ́rmətiv」、イギリス英語では「infɔ́ːmətiv」と表記する。読み方を日本語のカタカナ表記にすると、「インフォーマティヴ」となる。「informative」の語源・由来
「informative」の語源は、「形・形作るもの」という意味の古代ギリシャ語「morphe」に由来する。「morphe」から、ラテン語の「forma(形)」という語が生まれ、「formo(形づくる)」という単語が派生した。ラテン語の「in-(~の中に)」という言葉と「formo(形づくる)」が組み合わさって、「informo(人の中に形作る・教え込む)」という単語が生まれた。その後、「informatus(教え込んだ)」と「-ivus(~している)」が組み合わさってできた「informativus(教え込んでいる)」というラテン語の単語に由来するのが、英語の「informative」である。「informative」の覚え方
「informative」の覚え方は、「インフォ街ぶら(informative)、街歩きの”有益な・情報を与える”」という語呂合わせが挙げられる。単語のつづりから覚えるためには、「in(中に)」+「form(形作る)」で「inform(人の中に形作る→知らせる・情報を与える)」+形容詞を造る接尾辞の「-ative(〜的な)」を組み合わせた形だと覚えると良い。「informative」と「useful」の違い
「informative」と「useful」は、どちらも「有益な・ためになる」といった意味を持つが、もっとも大きな違いは、人と物のどちらに対して使用するかという点である。「informative」は人にも物にも使用できるが、「useful」は基本的に物に対して使用し、人に対して用いると失礼な場合があるため注意しよう。「useful」は、「使う」という意味の動詞「use」の派生語であることから、道具を使うように物が「役に立つ・ためになる」場合に用いる。名詞形が「information(情報)」である「informative」の場合は、人や物がもたらす情報が「有益な・ためになる」場合に用いると考えると良い。「informative」の類語
「informative」の類語として、「instructive」「educational」「enlightening」「illuminating」などが挙げられる。「informative」の持つ「教育的な・教訓的な」という意味の類語が、「instructive」や「educational」である。「instructive」は、誰かから何かを教えてもらうという行為、受け手に何らかの知識やスキルを教える・与える行為を意味する。「educational」は、特定の分野に限定されない、一般的な知識を広める目的での「教育的な」という意味を持つ。「informative」の持つ「有益な情報・ためになる情報」という意味の類語は、「enlightening」や「illuminating」である。「enlightening」は、知らなかったことや興味深い事実を教えてくれる情報という意味がある。「illuminating」は、物事がどのように機能するか、何を意味しているかを明らかにする情報を意味する類語である。
「informative」を含む英熟語・英語表現
「informative information」とは
「informative information」とは、「有用な情報」という意味の英語表現である。綴りのよく似た語が連続して混乱しやすいが、「informative(有益な)」は形容詞、「information(情報)」は名詞であり、正しい用法となる。
「informative」の使い方・例文
「informative」の使い方・例文には、以下のようなものが挙げられる。読み手に取って有益な記事や報告書を、タイトルのような形で表現したいときに「informative」を用いる場合には、「A Informative Book in the World.(世界の「得るところが多い」本)」「Informative reporting and providing information.(「有益な」報告と情報提供)」などの例文がある。また、「This humor book provides informative details about life and living.(このユーモアの本は、人生と生きることについて、「ためになる」詳細を提供する)」のように、本の内容を紹介する際にも使用可能である。相手に向かって直接伝える場合にも「informative」を使用することができ、「Your lecture is very informative for me.(あなたの講義は私にとって非常に「参考になる」)」といった例文が挙げられる。情報価値のある
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