Savitrとは? わかりやすく解説

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サビトリ 【Savitr】

インドベーダ神話中の神で万物に光と熱を送って刺激するという太陽神(名は刺激鼓舞意味する)。マドラ王がサビトリ神に願掛けして生まれた娘サービトリー姫の婚約者への純愛物語は「サービトリー物語」として理想貞女を語る叙事詩となっている。またサビトリに捧げる「サービトリー讃歌」があり、韻形形式からガーヤトリー讃歌とも呼ばれヒンドゥー教徒毎朝夕の礼拝にこれを唱える

サヴィトリ

(Savitr から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/13 08:50 UTC 版)

サヴィトリサンスクリット語: सवितृ, Savitṛ)は、インド神話における太陽神の1つである。「鼓舞者」、「激励者」、「刺激者」などの意で、太陽が陽光によって万物を刺激、鼓舞し、活動を促す1側面を神格化したもの。そのためバラモン階級の人間が最も神聖視し、毎朝唱える讃歌ガーヤトリーサーヴィトリーとも呼ばれる[1]




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  1. ^ 『リグ・ヴェーダ讃歌』解説、p.33-34。
  2. ^ 『リグ・ヴェーダ』1巻35・8。
  3. ^ 『リグ・ヴェーダ』1巻35・9。
  4. ^ 『リグ・ヴェーダ』1巻35・2。
  5. ^ ジョルジュ・デュメジル『ミトラ=ヴァルナ』10章「サヴィトリとバガ」。


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