HS802【HS802】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7637号 |
登録年月日 | 1999年 11月 30日 | |
農林水産植物の種類 | しいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | HS802 よみ:HS802 | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社北研 | |
品種登録者の住所 | 栃木県下都賀郡壬生町駅東町7番3号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 井上貞行、鮎澤澄夫、枝克昌、高野茂雄、山内隆弘 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「北研600号」の子実体から組織分離を行って育成されたものであり,やや大葉,やや厚肉の中温で発生しやすい不時栽培及び菌床栽培向き品種である。菌さんの形は平面が円形,側面が凸形,大きさはやや大,色はその他(浅茶),菌さんの厚さはやや厚,肉質は軟である。りん皮の付着部位は全面,大きさは中,色は有である。菌しゅうの形は1型,色はその他(黄白),並び方は正常,幅は狭,密度は密である。菌柄の形は3型,長さはやや長,菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は1.0~1.4,太さはかなり太,色は有,毛の多少及び色は有である。子実体の発生時期(不時栽培)は周年,発生型は集中である。乾物率は10~14%,子実体1個当たりの平均乾重は 3.0~3.4g,収量性はやや少である。「北研600号」と比較して,菌さんの肉質が柔らかいこと,菌柄の形が3型であること,菌柄が太いこと等で,「北研603号」と比較して,菌さんの肉質が柔らかいこと,りん皮の付着部位が全面であること,菌柄の形が3型であること,菌柄が太いこと等で区別性が認められる。なお,「北研600号」,「北研603号」等との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成2年に出願者の施設(徳島県徳島市)において,「北研600号」の子実体から組織分離を行い,その菌株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「北研802号」であった。 |
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