Ho49【Ho49】(飼料作物)
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登録番号 | 第12190号 |
登録年月日 | 2004年 8月 18日 | |
農林水産植物の種類 | とうもろこし | |
登録品種の名称及びその読み | Ho49 よみ:Ho49 |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 濃沼圭一、佐藤尚、榎宏征、岡部俊、長谷川春夫、門馬栄秀、重盛勲、高宮泰宏 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「Ho4」に「N85」を交配して育成された固定品種であり、育成地(北海道札幌市)における雄穂抽出期及び絹糸抽出期は中生、稈長は長で粒質はフリントの寒地向き一代雑種親品種である。初期成育は良、葉長は中、幅はやや広、全葉数はやや少、稈長は長、着雌穂高はやや低、稈径及び雌穂着生節の葉位は中、分げつ数は少である。有効比穂数は1.0、絹糸色は緑色、穂芯色は茶色、穂柄角度は上向、長さは中、雌穂長はやや短、径はやや細、重さはやや軽、粒列数はやや少、一列粒数は少、雄穂長は中、枝梗数は少、葯色は黄色、種子色は褐色、粒質はフリント(F)、胚乳澱粉は通常澱粉、粒型は丸形、粒重は中である。雄穂抽出期及び絹糸抽出期は中生、倒伏抵抗性は強、すす紋病抵抗性及びごま葉枯病抵抗性はやや強、黒穂病抵抗性は弱である。「Na30」及び「CM91」と比較して、枝梗数が少ないこと、種子色が褐色であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和59年に北海道農業試験場(現農業・生物系特定産業技術研究機構、札幌市)において「Ho4」に「N85」を交配し、その実生の中から選抜、平成6年から能力検定試験等を実施、以後、特性の調査を継続し13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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