Ho57【Ho57】(飼料作物)
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登録番号 | 第12191号 |
登録年月日 | 2004年 8月 18日 | |
農林水産植物の種類 | とうもろこし | |
登録品種の名称及びその読み | Ho57 よみ:Ho57 |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 濃沼圭一、佐藤尚、榎宏征、三浦康男、長谷川春夫、門馬栄秀、重盛勲、高宮泰宏 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「3389」を兄妹交配して育成された固定品種であり、育成地(北海道札幌市)における雄穂抽出期はやや晩生、絹糸抽出期は晩生、稈長はかなり長で粒質はデントの寒地向き一代雑種親品種である。初期成育はやや良、葉長はやや長、幅はやや狭、全葉数はかなり多、稈長はかなり長、着雌穂高は高、稈径は太、雌穂着生節の葉位は多、分げつ数は極少である。有効比穂数は1.0、絹糸色は桃色、穂芯色は白色、穂柄角度は上向、長さは長、雌穂長はやや長、径はやや細、重さはやや重、粒列数はやや少、一列粒数は多、雄穂長は長、枝梗数はかなり少、葯色は紫色、種子色は橙色、粒質はデント(D)、胚乳澱粉は通常澱粉、粒型は方形、粒重はやや重である。雄穂抽出期はやや晩生、絹糸抽出期は晩生、倒伏抵抗性は強、すす紋病抵抗性及びごま葉枯病抵抗性は弱、黒穂病抵抗性は強である。「H84」及び「Ho40」と比較して、稈径が太いこと、絹糸色が桃色であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和61年に北海道農業試験場(現農業・生物系特定産業技術研究機構、札幌市)において「3389」を兄妹交配、その実生の中から選抜、平成6年から能力検定試験等を実施、以後、特性の調査を継続し13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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