HS71【HS71】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9197号 |
登録年月日 | 2001年 7月 27日 | |
農林水産植物の種類 | しいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | HS71 よみ:HS71 |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社北研 | |
品種登録者の住所 | 栃木県下都賀郡壬生町駅東町7番3号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 井上貞行、鮎澤澄夫、枝克昌、山内隆弘 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「北研57号」に「北研600号」を交配し育成されたものであり、菌さんが大葉、硬肉、周年発生型の不時栽培向きやや高温性品種である。菌さんの形は、平面は円形で側面が凸形、大きさは大、色は茶色(JHS カラーチャート1614)、厚さは中、肉質は硬である。りん皮の付着部位は周縁、大きさは中、色は有である。子実層たくの形状は3型、並び方は正常、幅は狭、密度は密、色はクリーム色である。菌柄の形は1型、長さは短、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は大、太さは中、表面の色合い、毛の有無及び毛の色は有である。子実体の浸水発生時期は周年、発生温度はやや高温、発生最盛期までの期間は短である。子実体の1個当たりの平均乾重は3.0~3.5g、収量性はかなり多である。「北研57号」と比較して、菌さんの肉質が硬いこと、菌柄が短いこと、平均乾重が重いこと等で、「北研600号」と比較して、菌さんの直径が大きいこと、菌柄が短いこと、平均乾重が重いこと等で区別性が認められる。なお、「北研57号」及び「北研600号」との対峙培養において、明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和60年に出願者の施設(栃木県下都賀郡壬生町)において、「北研57号」と「北研600号」の単胞子分離を行って交配して得られた菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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