HN156【HN156】(きのこ類)
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登録番号 | 第6561号 |
登録年月日 | 1998年 7月 2日 | |
農林水産植物の種類 | なめこ | |
登録品種の名称及びその読み | HN156 よみ:HN156 |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 7月 3日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社北研 | |
品種登録者の住所 | 栃木県下都賀郡壬生町駅東町7番3号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 鮎澤澄夫 井上貞行 大塚一弘 大栗淳 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「北研N103号」と「北研N151号」を交配して育成されたものであり,菌さんの形は丸山形で明黄橙色の空調栽培向き品種である。 菌さんの形は成育初期は半球形,成熟時は丸山形,色は成育初期は赤褐色,成熟時は明黄橙色,肉質は軟,粘着物は普通である。菌柄の形は2型,菌さんの直径と長さとの比率は1:1.5,太さは普通である。子実体の発生型は叢生,発生温度較差は3~8℃,処理温度は11~20℃,生長最適温度は14~16℃である。最適温度における子実体発生までの期間は81~90日,発生処理期間は31~35日である。収量は1瓶当たり 150gである。 「北研N151号」と比較して,寒天培地上の生長最適温度が高いこと,子実体発生の処理期間が短いこと等で,「北研N107号」と比較して,寒天培地上の生長最適温度が高いこと,菌床の皮膜形成が多いこと,菌柄の太さが太いこと等で区別性が認められる。 なお,「北研N151号」,「北研N103号」,「河村245」,「東北N126」等との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成2年に出願者の施設(栃木県壬生町)において,「北研N103号」と「北研N151号」の単胞子分離を行って交配して得られた菌株の中から選抜を行い,6年に諸特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「ひかり」であった。 |
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