HK15【HK15】(きのこ類)
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登録番号 | 第12175号 |
登録年月日 | 2004年 6月 4日 | |
農林水産植物の種類 | はたけしめじ | |
登録品種の名称及びその読み | HK15 よみ:HK15 |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 森産業株式会社 | |
品種登録者の住所 | 群馬県桐生市西久方町一丁目2番23号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小菅恵美子、橋本浩一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、野生種(群馬県勢多郡宮城村産)から選抜して育成されたものであり、菌さんがやや小、断面の形態は凸形、中心部の色が淡褐色で、菌柄の形がとっくり型の施設栽培向きの品種である。 菌さんの断面の形態は凸形、大きさはやや小、中心部及び周縁部の色は淡褐色、厚さは薄、肉質は中である。子実層たくの並び方は正常、幅はかなり狭、密度は密、色はクリーム色、菌柄への付き方は直生である。菌柄の形はとっくり型、長さはかなり長、太さはやや細、色はかなり濃色、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は大である。子実体の発生型は株状、発生最盛期までの期間及び菌かき後の発生までの期間は中、子実体の発生最適温度及び生育最適温度はやや高である。収量性及び有効茎本数は中である。 「群馬GLD-17号」と比較して、菌さんの断面が凸形であること、菌柄の色が濃いこと等で、「群馬GLD-21号」と比較して菌さんの断面が凸形であること、菌柄の形がとっくり型であること等で区別性が認められる。 なお、「群馬GLD-17号」及び「群馬GLD-21号」との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に出願者の施設(群馬県桐生市)において、野生種(群馬県勢多郡宮城村産)の子実体から組織分離し得られた菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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