春日野道駅 (阪急)とは? わかりやすく解説

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春日野道駅 (阪急)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/21 01:26 UTC 版)

春日野道駅
東口
かすがのみち
Kasuganomichi
HK-14 王子公園 (1.5 km)
(1.6 km) 神戸三宮 HK-16
所在地 兵庫県神戸市中央区国香通一丁目25番地6[1]
駅番号 HK15
所属事業者 阪急電鉄
所属路線 神戸本線
キロ程 30.7 km(大阪梅田起点)
駅構造 高架駅[2]
ホーム 1面2線[2]
乗降人員
-統計年次-
10,621人/日
-2023年-
開業年月日 1936年昭和11年)4月1日
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阪急春日野道駅
配線図

王子公園駅

神戸三宮駅

春日野道駅(かすがのみちえき)は、兵庫県神戸市中央区国香通一丁目にある、阪急電鉄神戸本線[2]。駅番号はHK-15

歴史

駅構造

島式ホーム1面2線を有する高架駅で、隣には東海道本線JR神戸線)が並行して走っている[2]分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。ホームは2階で、駅舎(改札口)は大阪梅田寄りの1か所のみで、高架下にある[2]

トイレは東・西改札内両方にあり 西に多機能トイレがある[10]。また、東改札のトイレは女性用と男性用で少し離れている[10]

ホーム幅員は一般的な駅と比較すると狭い。なお、中津駅よりはやや広いが、速度制限区間内とはいえ通過列車は85 - 90km/hの高速で通過する。中津駅と同様に整列乗車のための乗車位置表示は設置されていない。

リベットが使用されている鉄骨造のホーム上屋は開業時以来のもの[2]。以前はホーム上屋が切れていた付近に旧西出入口があったが、後のホーム延伸で一旦廃止された[11]。2023年3月18日にホーム西端に再度西出入口がエレベーター専用出入口として新たに設置された。

のりば

号線 路線 方向 行先
1 神戸本線 下り 神戸三宮新開地山陽電鉄線方面
2 上り 大阪梅田西宮北口京都宝塚方面

※実際には構内にのりば番号表記はないが、スマートフォン向けアプリ「阪急沿線ナビ TOKKアプリ」の発車案内機能では、神戸三宮方面が1号線、大阪梅田方面が2号線と表示されている。

利用状況

2023年(令和5年)の通年平均乗降人員10,621人である[統計 1]。阪急全線で64位で、神戸本線の駅としては中津駅に次いで少ない。

年次別利用状況

各年次の乗降人員の推移は下表の通り。

年次別1日平均乗降人員[統計 1]
年次 乗降人員 増減率 順位 出典
2017年(平成29年) 10,594 66位 [阪急 1]
2018年(平成30年) 10,646 0.5% 66位 [阪急 2]
2019年(令和元年) 10,812 1.6% 66位 [阪急 3]
2020年(令和02年) 8,659 -19.9% 65位 [阪急 4]
2021年(令和03年) 8,792 1.5% 64位 [阪急 5]
2022年(令和04年) 9,544 8.6% 64位 [阪急 6]
2023年(令和05年) 10,621 11.3% 64位

駅周辺

東口

阪神電気鉄道にも春日野道駅があるが、直線距離で450メートル程離れている。尚、阪神春日野道駅もかつては当駅と同様にホーム幅が狭く、日本一狭いホームとしてメディアに取り上げられたことがある(2004年に改善)。

西口

バス路線

  • 神戸市バス
    • 阪急春日野道(駅東口)
      • 101系統 三宮駅
        • 過去には同じ停留所に急行1系統(三宮 - 石屋川間)が発着していた[12]
    • 東雲通2(駅西口)
      • 101系統 三宮駅行き(西向き)
      • 101系統 神戸赤十字病院HAT神戸方面 第五突堤(一部便のみ)・三宮駅行(南向き)

隣の駅

阪急電鉄
神戸本線
特急・通勤特急・準特急
通過
急行・快速・普通
王子公園駅 (HK-14) - 春日野道駅 (HK-15) - 神戸三宮駅 (HK-16)

脚注

記事本文

注釈

出典

  1. ^ 『阪急ステーション』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 4〉、2001年、65頁。ISBN 4-89485-051-6 
  2. ^ a b c d e f g h i j k 『兵庫の鉄道全駅 私鉄・公営鉄道』神戸新聞総合出版センター、2012年12月10日、83頁。 ISBN 9784343006745 
  3. ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 12号 阪神電気鉄道 阪急電鉄 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年10月、27-29頁。 ISBN 978-4-02-340142-6 
  4. ^ 朝日新聞』1948年9月9日12面「京阪神で追突 五十余名負傷」より。
  5. ^ 神戸新聞』1948年9月9日2面「阪急電車追突 重軽傷四十三名を出す」より。同記事には普通電車は977号(920形)、急行電車は914号(900形)と記されている。
  6. ^ 『阪急電車駅めぐり 神戸線の巻』(阪急電鉄、1980年)95頁
  7. ^ 「西山天王山」駅開業にあわせて、「三宮」「服部」「中山」「松尾」4駅の駅名を変更し、全駅で駅ナンバリングを導入します』(PDFlink)(プレスリリース)阪急電鉄株式会社、2013年4月30日。オリジナルの2013年12月15日時点におけるアーカイブhttps://megalodon.jp/2013-1215-0920-39/holdings.hankyu-hanshin.co.jp/ir/data/ER201304306N1.pdf2016年4月8日閲覧 
  8. ^ “阪急電鉄:21日から駅名変更 宝塚線、中山駅→中山観音駅 神戸線、三宮駅→神戸三宮駅 京都線新駅開業に合わせ”. 毎日新聞(朝刊) (毎日新聞社): p. (地方版/兵庫)p.24. (2013年12月19日)  {{cite news}}: |date=の日付が不正です。 (説明)
  9. ^ a b 兵庫県下の全ての駅でバリアフリー化を実現 春日野道駅のバリアフリー化工事を実施します 〜さらに安全・安心な駅を目指して、エレベーターや可動式ホーム柵等を設置します〜』(PDF)(プレスリリース)阪急電鉄、2020年11月5日。オリジナルの2020年11月6日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201106110133/https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/88142302a20c303aab1fde13d31bb4a0fb99b655.pdf2020年11月6日閲覧 
  10. ^ a b Corporation, Hankyu. “春日野道 | 時刻表 構内図 おでかけ情報”. 阪急電鉄. 2025年5月21日閲覧。
  11. ^ 神戸アーカイブ写真館に保存されている写真に西出入口があった。当時は編成が短かった
  12. ^ 現行の阪急春日野道停留所は駅東口南側にあるが、急行1系統が運行されていた時期は駅北側にあった。

利用状況

  1. ^ a b 駅別乗降人員 - 阪急電鉄

阪急電鉄

  1. ^ 阪急電鉄. “駅別乗降人員(2017年 通年平均)”. 2018年9月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年1月30日閲覧。
  2. ^ 阪急電鉄. “駅別乗車人員(2018年 通年平均)”. 2024年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年1月30日閲覧。
  3. ^ 阪急電鉄. “駅別乗車人員(2019年 通年平均)”. 2024年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年1月30日閲覧。
  4. ^ 阪急電鉄. “駅別乗車人員(2020年 通年平均)”. 2024年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年1月30日閲覧。
  5. ^ 阪急電鉄. “駅別乗車人員(2021年 通年平均)”. 2024年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年1月30日閲覧。
  6. ^ 阪急電鉄. “駅別乗車人員(2022年 通年平均)”. 2024年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年1月30日閲覧。

関連項目

外部リンク




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