Going To Hell
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「プリティー・レックレス」の記事における「Going To Hell」の解説
1stアルバムとLPのMiss nothing ツアーを2011年、2ndアルバムを引っ提げてのGoing To Hell ツアーを2014年に行った。 2014年、音楽性の違いにより、インタースコープ・レコードから、Razor & Tieに移籍。それにともない、日本のレコード会社もビクターエンタテインメントに移籍。自主レーベルGoin' Down inc.を設立。 2014年3月12日、制作中に東海岸を中心に被害を出したハリケーンサンディによりNJはホーボーケンにあったWater Music Studioが水没、停電を経験した事から命名されたセカンドアルバムGoing To Hell をリリース。iTunes限定で、Only Youをリリース。 『私たちはそれぞれの人生で色んな信じられない出来事を経験してきたから、ひと言でそれを表したかった。それで、“地獄に堕ちる(Going to Hell)"がピッタリかな、って。― テイラー・モムセン 「アルバムが形になってきていたのに、ハリケーンがスタジオや俺たちの制作したすべてを奪っていった。大量の水に部屋は破壊され、50万ドル分の機材は汚水と泥の中に埋まり、ほとんどすべてを一瞬で失ってしまったんだ」― ベン・フィリップス 「私たちは精神的に打ちのめされたうえ、大規模停電で真っ暗になったニューヨークを見て、言葉を失ったわ。どの道も、暗闇に包まれているのを見て、このタイトルを思いついたの…。とても強烈だった…」― テイラー バンドは自分たちを抑えることをせず、アルバム制作に取り組んだ。「境界なんてないという考えで、このアルバムに取り組んだの。何の形式にも囚われず、流行も追わなかった。言いたいことを言っただけ。これが私たちだから」』 またTAKE ME DOWNは、ギターテクニックの為に十字路で悪魔に魂を売り27歳で死を遂げたというロバート・ジョンソンの「クロスロード伝説」、モムセンが好きな映画でもある、ウォルター・ヒル監督クロスロードをモチーフに、モムセンのブルースへの造詣の深さが表された楽曲など、より深い内面の暗さを写した作だが、モムセンは全ての作品の受け取り方は、聴き手に任せている。 2014年ゴールデン・ゴッズ・アワードで三曲を演奏し、モムセンが女性ロッカーのジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツとZZ Topのギタリスト、ビリー・ギボンズと共演。 2014年9月ビクターからのニュース。最新シングルMessed Up Worldが全米ロック・ラジオ・チャートで見事1位にランクイン。前シングルHeaven Knowsも同チャートで1位を獲得したためこれが全米チャート二曲目のナンバーワン。長いアメリカの音楽史において、「女性ボーカルを擁し、全米ロック・ラジオ・チャートに二曲送り込んだロック・バンド」は、80年代から活躍し続け、2005年にロックの殿堂入りを果たした伝説的バンドプリテンダーズのみ。つまり、今回の首位獲得は、アメリカ音楽史上二組目の快挙という歴史的偉業を遂げた。こののち日本のレコード会社はユニバーサル・ミュージック・ジャパンへ移った。 2015年、2月14日から3月15日までニッケルバックのツアーにサポート入りする。海外ファンからはかなりの不評。4月から6月はHalestormに、5月はRock in Rioのサポートを務める。 2015年11月から新曲制作、2016年4月に終了。
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