Georges
ジョルジュ
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ジョルジュ Georges |
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---|---|
性 | 男性 |
地域 | フランス語圏 |
起源 | ゲオルギオス(ギリシア語) |
派生 |
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ジョルジュ(Georges)は、フランス語の男性名。ギリシャ語の人名「ゲオルギオス」に起源を持つ名で、キリスト教の聖人ゲオルギオスを通して人名として広く使われる。英語のジョージに同じ。
作家ジョルジュ・サンドは男性名のペンネームを名乗った女性で、名の綴りは George である。
人物
- ジョルジュ・アペルギス - ギリシャの作曲家。
- ジョルジュ・アペール - フランスの法学者。
- ジョルジュ・アルヴァニタス - フランスのジャズピアニスト。
- ジョルジュ・アンドラーデ - ポルトガルのサッカー選手(綴りはJorge)。
- ジョルジュ・アンドレ - フランスの陸上競技選手。
- ジョルジュ・ヴァントンゲルロー - ベルギーの画家・彫刻家。
- ジョルジュ・ウィルソン - フランスの俳優。
- ジョルジュ・ヴェジーナ - カナダのアイスホッケー選手。
- ジョルジュ・ウオ - フランスの軍人。
- ジョルジュ・ウォランスキ - フランスの風刺漫画家、シャルリー・エブド襲撃事件で殺害された。
- ジョルジュ・エベル - フランスの体育教師。
- ジョルジュ・オクトール - コンゴ出身の指揮者。
- ジョルジュ・オスマン - フランスの政治家。
- ジョルジュ・オーリック - フランスの作曲家。
- ジョルジュ・カネッティ - フランスの医師。
- ジョルジュ・カンギレム - フランスの科学哲学者。
- ジョルジュ・キュヴィエ - フランスの博物学者。
- ジョルジュ・ギュルヴィッチ - ロシア生まれのフランスの社会学者。
- ジョルジュ・ギンヌメール - フランス空軍のエースパイロット。
- ジョルジュ・グルサ - フランスの漫画家。
- ジョルジュ・グルン - ベルギーのサッカー選手。
- ジョルジュ・クレマンソー - フランスの政治家。
- ジョルジュ・クレラン - フランスの画家。
- ジョルジュ・クロード - フランスの化学者、ネオン管を発明。
- ジョルジュ・クートン - フランス革命時のジャコバン主流派で、マクシミリアン・ロベスピエールの側近。
- ジョルジュ・J・F・ケーラー - ドイツの生物学者。
- ジョルジュ・コサード - フランスの音楽教育者・作曲家。
- ジョルジュ・コスタ - ポルトガルのサッカー選手(綴りはJorge)。
- ジョルジュ・コワリ - アメリカ出身のソ連の諜報員(綴りはGeorge)。
- ジョルジュ・ゴーチ - スイスのフィギュアスケート選手。
- ジョルジュ・サルマナザール - イギリスで活動した詐欺師・著述家(綴りはGeorge)。
- ジョルジュ・サンド - フランスの女流作家(綴りはGeorge)。
- ジョルジュ・サンピエール - カナダの総合格闘家。
- ジョルジュ・サール - フランスの政治家。
- ジョルジュ・シフラ - ハンガリー出身のピアニスト。
- ジョルジュ・シムノン - ベルギーの小説家。
- ジョルジュ・シャルパク - ポーランド出身のフランスの物理学者。
- ジョルジュ・シャルピー - フランスの技術者、シャルピー衝撃試験を考案。
- ジョルジュ・シュダンヌ - フランスの建築家。
- ジョルジュ・シュルイツァー - オランダの映画監督(綴りはGeorge)。
- ジョルジュ・スペシェ - フランスの自転車競技選手。
- ジョルジュ・スペナール - フランスの政治家。
- ジョルジュ・スーラ - 新印象派の画家。
- ジョルジュ・セデス - フランスの東洋学者(綴りはGeorge)。
- ジョルジュ・セバスティアン - ハンガリーの指揮者。
- ジョルジュ・ソレル - 哲学者。
- ジョルジュ・タニエル - バヌアツの陸上競技選手。
- ジョルジュ・ダントン - フランス革命時のジャコバン穏健派。
- ジョルジュ・ツィピーヌ - フランスの指揮者、作曲家。
- ジョルジュ・ティエリ・ダルジャンリュー - フランスの軍人。
- ジョルジュ・ダンドロー - フランスの作曲家。
- ジョルジュ・チャコ - ハンガリーのフィギュアスケート選手(綴りはGyörgy)。
- ジョルジュ・ティエリ― - フランスのオリエンテーリング選手。
- ジョルジュ・テイシェイラ - ポルトガルのサッカー選手。
- ジョルジュ・デ・メストラル - スイスの電子工学者、面ファスナーを発明。
- ジョルジュ・テヤンディエ - フランスの自転車選手。
- ジョルジュ・デュアメル - フランスの詩人。
- ジョルジュ・テュニス - ベルギーの政治家。
- ジョルジュ・デュメジル - フランスの神話学者・言語学者。
- ジョルジュ・ド・スキュデリー - フランスの劇作家。
- ジョルジュ・ドフランドル - フランスの古生物学者。
- ジョルジュ・ド・ベリオ - フランスの医師。
- ジョルジュ・ド・ボールガール - フランスの映画プロデューサー。
- ジョルジュ・ド・ラ・トゥール - フランスの画家。
- ジョルジュ・ド・ラ・トレモイユ - フランスの貴族。
- ジョルジュ・ドルリュー - フランスの作曲家。
- ジョルジュ・ドン - アルゼンチン出身のバレエダンサー(綴りはJorge)。
- ジョルジュ・ナゲルマケールス - ベルギーの実業家。
- ジョルジュ・ネラン - フランスのカトリック司祭。
- ジョルジュ・ネリス - ベルギーの航空パイオニア。
- ジョルジュ・バタイユ - 思想家・作家。
- ジョルジュ・バランディエ - フランスの社会学者。
- ジョルジュ・パラント - フランスの思想家。
- ジョルジュ・バルビエ - フランスのイラストレーター(綴りはGeorge)。
- ジョルジュ・ビゴー - 画家。
- ジョルジュ・ビゼー - 作曲家。
- ジョルジュ・ビドー - フランスの政治家。
- ジョルジュ・ビュルー - フランス出身のモロッコの医師。
- ジョルジュ・ブスケ - フランスの弁護士、『日本見聞記』の著者。
- ジョルジュ・プティ - フランスの画商。
- ジョルジュ・ブラック - 画家。
- ジョルジュ・ブラッサンス - フランスの歌手。
- ジョルジュ・モーリス・ジャン・ブランシャール - フランスの軍人。
- ジョルジュ・フランジュ - フランスの映画監督。
- ジョルジュ・プリュデルマシェ - フランスのピアニスト。
- ジョルジュ・ブレギー - ベルギーのサッカー選手。
- ジョルジュ・プレートル - フランスの指揮者。
- ジョルジュ・プーシェ - フランスの博物学者。
- ジョルジュ・ブーランジェ - フランスの軍人・政治家。
- ジョルジュ・プーレ - フランスの文芸評論家。
- ジョルジュ・ペルティエ=ドワシー - フランスのエースパイロット。
- ジョルジュ・ベルナノス - フランスの作家。
- ジョルジュ・ペレック - フランスの小説家。
- ジョルジュ・ポリツェル - ハンガリー出身のフランスの哲学者。
- ジョルジュ・ポンピドゥー - 政治家。
- ジョルジュ・マティアス - フランスのピアニスト。
- ジョルジュ・マトネ - フランスの柔道選手。
- ジョルジュ・マルシェ - フランスの政治家。
- ジョルジュ・マンジューク - カメルーンのサッカー選手。
- ジョルジュ・ミーツ - スイスの体操選手。
- ジョルジュ・ムスタキ - フランスのシンガーソングライター。
- ジョルジュ・メリエス - 映画製作者。
- ジョルジュ・メンデス - ポルトガル出身のサッカー選手代理人(綴りはJorge)。
- ジョルジュ・ユイスマン - フランスの歴史学者。
- ジョルジュ・ユゴン - フランスの作曲家。
- ジョルジュ・ユルバン - 化学者。
- ジョルジュ・ライエ - フランスの天文学者。
- ジョルジュ・ラウィリ - ガボンの政治家、外交官、詩人。
- ジョルジュ・ラコンブ - フランスの画家・彫刻家。
- ジョルジュ・ランジュラン - イギリス国籍のフランスの作家(綴りはGeorge)。
- ジョルジュ・リヴィエール - フランスの美術評論家。
- ジョルジュ・リシュモン - フランス領ポリネシアの陸上競技選手。
- ジョルジュ・ルオー - 画家。
- ジョルジュ・ルクランシェ - ベルギーの電気技師、ルクランシェ電池を発明。
- ジョルジュ・ルコント - フランスの小説家。
- ジョルジュ・ルフェーブル - フランスの歴史家。
- ジョルジュ・ルメートル - ベルギーの天文学者。
- ジョルジュ・ルーキエ - フランスの俳優・映画監督。
- ジョルジュ・レメン - ベルギーの画家。
- ジョルジュ・ロシュグロス - フランスの画家。
- ジョルジュ・ロンス - フランスの自転車競技選手。
- ジョルジュ・ローデンバック - ベルギーの詩人・小説家。
- ジョルジュ・ロートネル - フランスの映画監督。
架空の存在
- ジョルジュ早乙女 - テレビアニメ『幽☆遊☆白書』の登場人物。幽☆遊☆白書の登場人物一覧#霊界関係者を参照。
- ジョルジュ・ジョールダン - アニメ『太陽の牙ダグラム』の登場人物。主人公ゲリラグループ(太陽の牙)の一員。
- ジョルジュ・ダンダン - モリエールの戯曲、およびその主人公名
- ジョルジュ・ド・サンド - テレビアニメ『機動武闘伝Gガンダム』の登場人物。
- ジョルジュ - 漫画『キャンディ・キャンディ』の登場人物。
- ジョルジュ - テレビゲーム『ファイアーエムブレム』シリーズの登場人物。アカネイア王国#騎士団を参照。
ジョージス
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/25 19:55 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ジョージス(George's)は、日本のソウルバーである。
概要
1964年(昭和39年)に東京の六本木(正確には港区赤坂9丁目なので乃木坂のジョージスと呼ばれることも多い)、旧防衛庁(檜町駐屯地、現東京ミッドタウン敷地内)に隣接する土地で開店した日本初にして最古のソウルバーである。2005年4月23日に東京ミッドタウンの開発に伴って一時閉店、同年8月24日に東京の西麻布に移転した。
ジョージスは店名George’sの日本語表記であり、ジョージ、六本木の、または乃木坂のジョージという呼称を使われることも多いが、文章上は日本語表記に忠実に基づきジョージスとする。
バーとしてのジョージス
六本木時代
幅約2m、奥行き10mほどのうなぎの寝床のようなスペースにカウンターと丸椅子が15席、そして名物のジュークボックス(EP版80枚でA面B面合わせて160曲)があるだけの小さいバー。 薄暗い店内の壁や天井には今まで訪れた海外の有名ミュージシャンのサインやポスターなどが無数に飾られ、異様な雰囲気をかもし出していた。カウンター内部の幅は45センチ、カウンター席は座ると後ろが30センチにも満たない空間だったが、時にはその後ろに立ち飲み客が多数入ることもあった。 国内外の有名人も多数訪れ、カウンターバーとしても六本木では名を馳せた超有名店であった(伝説のソウルバーと呼ばれる由縁)。 単体のバーとして六本木で2番目に古いと言われている(未確認事項)。
西麻布時代
移転後はビルの二階だが、入り口は当時のままの外壁素材を使用し、同じ装飾を施している。 当時のカウンターやボトル棚など、完全に再現しているが、メゾネットになっており、上階はラウンジになっている(六本木時代の店舗の2階はレコードの倉庫)。 店自体は六本木時代と比べてかなり広い。 壁に貼られた無数の有名人のサインやポスター類も当時のものをそのまま使用している。 なお、名物のジュークボックスは今も使用されている。
歴史
1964年(昭和37年)にオーナーである岡田信子によって東京の六本木にスナック・ジョージス(Snack George's)が開店する。 本人によるとバーの開店は東京オリンピックの年、すなわち1964年との記憶されていたようだが、1962年に撮影者のサインがされたバーの写真が数枚残っていることから、実際には1962年開店であるという説がある。 当時のジュークボックスは現在ゲーム会社大手のセガ(当時セガはジュークボックスなどの音楽機材を製造していた)からのレンタルであった(現在は1970年代製のRock-Ola 450を使用)。 このジュークボックスの導入が後にソウルバーとなるきっかけとなる。 当初ジュークボックスの中には当時流行の邦楽やクラシック音楽などが入っていたが、その頃の六本木はまだアメリカ兵たちが多く横行しており、かつてガーナ大使館で働くなど、黒人文化に精通していた岡田信子の店にアメリカの黒人兵たちが出入りし始めるようになる。 こうして出入りするようになった黒人兵たちがジュークボックスに入れる自分のレコード(当時流行であったソウルミュージック)を多数持ち込んだ結果、ジョージスは当時日本で唯一ソウルミュージックがジュークボックスで聞けるソウルバーとして形成されていったのである。 したがって昔のジョージスの看板にはソウルバー・ジョージスとは書いておらず、スナック・ジョージス(Snack George’s)と書いてある。
当時日本ではなかなか聴くことの出来なかった 最新のソウルミュージックを目当てに日本人客がやがてジョージスに出入りするようになる。 その時代のアメリカ兵の溜り場の敷居を日本人がまたぐことは容易ではなかった(岡田信子談)。 当時出入りしていた客によると、出入りする日本人客たちには必然的にアメリカ兵たちと対等に店内空間を共有にする事の出来るつわものが多かったため、客同士の喧嘩やトラブルも絶えなかったという。 その上、常連となった客の仲間意識が非常に強かったため、その後のジョージスには客を選ぶ店としての印象が付きまとった。 次第に時代が進むにつれて日本人客の割合が多くなったものの客を選ぶ店という評判のもと、人づてで多くの芸能人や著名人で常連となる者も増え(海外のミュージシャンが特に多かった。ダリル・ホール&ジョン・オーツはその中でも特に親交が深かった)、さらに客を選ぶ店というイメージが高まり一見客はとても入れる雰囲気ではなかったという。 実際に後のジョージスは次第に常連色の強い店と形成されていき、一見客がほとんど寄り付かない異色な店と変化していった。 現在営業する老舗のソウルバーのオーナーの中にはこの頃の常連だった人々も多く、他にもジョージスから影響を受けた著名人は少なくない。 鈴木聖美 with Rats&Starが歌った「TAXI(作詞 岡田ふみ子、作曲 井上大輔)」の歌詞にも「Georgeの店」として登場する。
2001年にオーナーの岡田信子が他界、隣接する旧防衛庁跡地での東京ミッドタウンの開発とジョージスにも時代の波が押し寄せ、2005年4月23日に立ち退きを余儀なくされ閉店。 複数の参加者によると閉店のパーティは前夜と当夜の2回にわたって行われ、閉店を惜しむ人々が全国から訪問し、両夜とも開店時間の8時から翌日の昼2時まで続いたという。 閉店の様子は音楽評論家である吉岡正晴のサイトでも紹介されている。現在旧ジョージスのあった東京ミッドタウンの乃木坂方面角地は、その部分だけが植え込みになっている。 久保田利伸が2008年に東京ミッドタウン内のBillboard Liveに関して「あの場所にはソウルバー・ジョージスの魂が宿っている」と言及したとある。
2005年8月24日、東京の西麻布にて営業再開。
ジョージスを訪れた著名人(サインの残っているもの)
- アース・ウィンド・アンド・ファイア
- イエス
- エアロスミス
- オーティス・クレイ
- カイリー・ミノーグ
- キャリン・ホワイト
- クール・アンド・ザ・ギャング
- グラディス・ナイト
- シャイ・ライツ
- ジェームス・ブラウン
- ジャネット・ジャクソン
- ソロモンバーク
- チャカ・カーン
- テンプテーションズ
- デルフォニクス
- ナタリー・コール
- ハロルド・メルビン&ブルーノーツ
- ビリー・ジョエル
- ビリー・ポール
- ブライアン・アダムス
- ホイットニー・ヒューストン
- ホール&オーツ
- レイ・チャールズ
- レニー・クラビッツ
- ローリング・ストーンズ
- ヴァン・ヘイレン
他多数
参考資料、および出典
- Soul Bar George's(ソウルバー・ジョージス)
- 吉岡正晴のSoul Searchin’
- 六本木ジョージ - 原田治ノート
- アド街ック天国(テレビ東京、2007年04/28放送)
- BRIO 2004年10月号(2004年08月26日)
- エスクァイア2008年12月号
- ADLIB(5月19日発売号)
- アザビーズ 第7号
他
外部リンク
- George'sのページへのリンク