ゲオルギオス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/05 18:32 UTC 版)
ゲオルギオス Γεώργιος |
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性 | 男性 |
地域 | ギリシア語圏 |
起源 | ゲオルギオス(ギリシア語) |
派生 |
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ゲオルギオス(Γεώργιος;Georgios)は、ギリシャ語の人名。原義は「大地で働く人」、即ち「農夫」を意味する。
概要
キリスト教の聖人「ゲオルギオス」から、キリスト教圏の人名として良く使われるようになった。たとえば英語のジョージ(George)、イタリア語のジョルジョ(Giorgio)、フランス語のジョルジュ(Georges)、ドイツ語のゲオルク(Georg)・イェルク(Jörg)・ユルゲン(Jürgen)、ポーランド語のイェジ(Jerzy)、ハンガリー語のジェルジ(György)、ロシア語のゲオルギー(Георгий)・ユーリイ(Юрий)、フィンランド語のユリョ(Yrjö)、ブルガリア語のゲオルギエバ(Georgieva)、ゲオルギエフ(Георгиев)などである。また、「ジョージア」の国名の語源とする説もある[要出典]。
中世以降のギリシャ語では、子音弱化により「イェオルイオス」に近い発音になっている。また、現代ギリシャでは短縮形の「ヨルゴス」(Γιώργος, Yorgos)も用いられる。
人物名
- 聖ゲオルギオス - キリスト教の聖人。
- ゲオルギオス・ゲミストス・プレトン - 東ローマ帝国末期、パレオロゴス王朝時代の哲学者。
- ゲオルギオス1世 (ギリシャ王) - 近代ギリシャ王国の国王。
- ゲオルギオス2世 (ギリシャ王) - 近代ギリシャ王国の国王。
- ゲオルギオス (トレビゾンド皇帝) - トレビゾンド帝国第6代皇帝。
- ゲオルギオス・パパドプロス - 現代ギリシャ軍事政権時代の政治家。元大統領。
- ゲオルギオス・パパンドレウ - ギリシャの政治家。元首相。全ギリシャ社会主義運動(PASOK)創設者アンドレアス・パパンドレウの父。
- ゲオルギオス・アンドレアス・パパンドレウ。ギリシャの政治家。全ギリシャ社会主義運動(PASOK)党首。上記のゲオルギオス・パパンドレウの孫。
- ゲオルギオス・パルテニウ - ギリシャの外交官。駐日臨時代理大使、在上海総領事。
- ゲオルギオス・ラリス - 現代ギリシャの政治家。新民主主義党元党首、元首相。
聖堂名
関連項目
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