中世の図像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 07:59 UTC 版)
ウィキメディア・コモンズには、聖ゲオルギオスと竜のイコンに関連するカテゴリがあります。 聖人は「トラキアの英雄」の伝統の中でローマ騎兵のスタイルで描かれている。主要な図像としては、聖ゲオルギオスとドラゴンのみを示す「簡潔な」形式のものと、奇跡を目撃した見物人たちとともにラシア(Lacia)の王女や城壁あるいは塔を含んでいる「詳細な」形式のものの2つのタイプがある。「簡潔な」タイプは10世紀から11世紀のカッパドキアに由来している(9世紀から10世紀の聖テオドロスに関連する同様の図像から移されている)。「詳細な」形式の最も初期の確実な例はおそらくグルジアの聖ゲオルギオスのパヴシニ教会(英語版)だが、アディシ山(英語版)、ボチョルマ要塞(英語版)、聖ゲオルギオスのイクヴィ教会(英語版)の例はさらに少し早いかもしれない。
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