DA40とは? わかりやすく解説

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DA40

陸軍自動車学校から、トラック乗用車兼用できるディーゼルエンジン注文を受け、昭和14年(1939年)3月高速計量水冷式ディーゼルエンジンDA40型が完成し提供した
陸軍自動車学校では、このエンジン競合他社エンジン比較し数次にわたる運行試験寒地試験代替燃料試験などを行い、5リットルクラスの軍用トラック用統制エンジンとして採用した
一方商工省からも統制型に指定され軍用のみならず民需トラックバス用として戦中戦時期に日本代表する量産型ディーゼルエンジンとなり、戦後永らく輸送革新主力として活躍し排気量増、改良繰り返し半世紀近い賞品寿命保った
・いすゞディーゼルエンジンの源である。

保管場所:いすゞ自動車株式会社 (〒210-8524 川崎市川崎区殿町3-25-1)

製作(製造)年:1939

製作者(社):東京自動車工業株式会社

資料種類:文献

現状:保存非公開

型式 / 製作
型式:いすゞDA40

種類:ディーゼル

会社名:東京自動車工業

実物所在:なし

搭載車:軍用トラック

製作年:1939

設計者:町田雅雄

諸元
シリンダ配列・数:直列6気筒

サイクル冷却方式:4サイクル/水冷

型式/数:OHV/ 2弁

燃焼方式:燃焼室

燃焼室:燃焼室

総排気量:5.10L

内径×行程:95mmx120mm

圧縮比:17.0

質量(重量):510kg

噴射ノズル:スロットノズル

性能
最大出力回転数:62.5kW(85PS)/2500rpm

最大トルク回転数:260N・m(26.5kg・m)/1500rpm

燃料消費率:252g/kWh(185g/PSh)/1500rpm

排気ガス対応:なし

装置
過給機形式:なし

インタークーラー:なし

可変装置:なし

エピソード話題性:当時軍用トラック統制エンジン
戦後トラック・バス用として使われた。
改良型昭和57年まで使われた。

特徴:直立型予燃焼室

参考文献:・いすゞディーゼル技術50年史 1987.5
町田雅雄「實用ジーゼル口座」いすゞ技報 Vol.2, No.3, P21-25, 1949.3
山岡日本ディーゼル自動車日本経済評論社 1987

その他事項:通称名:DA40;協力者:伊藤正男;吸気方式:自然吸気;燃料供給方式:ボッシュ式列型;三元触媒:なし;



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