Azem
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/09 04:41 UTC 版)
azemとは、カハブ族のお正月である。最も重視され、歓楽な祭りである。旧暦の11 月に行う。現在もう簡略化になりそうだった。 Pakaken hagehagezen 旧暦11月10日に、夕べにご先祖に祀って、祭りが間もなく行うことを知らせる。「tankua」(リーダー)はに「taupul」(青年の会館)行って、塩漬け鹿肉、お酒、ご飯をお供えし、ご先祖にお参りする。祀っている時、tankuaは女性に近づいてはいけない。 現代はそれぞれ自ら家で、位牌の前で祀りそうである。 Mubuiak tupalis yamadu/uh'mu 旧暦11月12日に、tupalis yamadu/uh'muという、黒砂糖入り、月桃の葉で包むお餅を作る。台湾語で「阿拉粿 ア.ラ.グゥエ」と呼ばれる。祖霊祭に欠かせない。餡は塩味と甘味があり、塩味は千切りのたくあん漬け。甘味は小豆とショウガの炒めである。 Mukumux madau alau 旧暦11月13日に、男性は川で魚を捕る。魚は小さいらしく、魚の干物を葉で包んで、木の枝に掛かる。 翌日の夕べ、走りながら、「 Laso laso hiu laso hui!」を呼んでご先祖の精霊を誘い、家に帰ってから、魚を屋根の下に掛け、皆囲んでお酒を飲み、「 今年捕ってきた魚は昨年のより多いよ!」と言う。 夜明けにまた男性が年齢によって、年上から年下まで、魚を門から外に投げ送りながら、「Hagehagezen alo a lia matau a alaui!Nahani pahagigai matau a alaui!」(先祖様!魚を取ってください。魚を投げるよ!) Muapok inusat お酒を造る。 Mubuiak luxut 肉を塩漬け、食肉加工をする。 Azem当日の行事 旧暦11月15日に、町内を歩いながら、銅鑼を打ち鳴らし、祭りが開催しようと知らせる。 祭り広場で祖霊祭を行い、ご先祖に祀る。一方お廟でapu Dadawanも祀る。生の豚肉(bauzak)、生の魚(alau)、生の鶏肉(patau'u)またはカモ肉(sibabun)、生の豚の肝臓、(asay)、お餅(uh'mu/tupali)、この五つ供え物は不可欠でapu Dadawanに捧げる。 maazazuah:マラソン大会。優勝者は綺麗な織ってつくった布で作った旗を貰え、エプロンのように着て、見栄えをする。 mahalit:焚き火の周りで歌ったり、踊ったりする。 matulay Aiyan:一緒に「Aiyan」という歌を唄う。Aiyanは、ご先祖のことを追憶したり、記念したり、こういう歌詞の歌である。ちょっと悲しい曲みたいだ。 現代は週末や休日に合わせて、旧暦11月15日に開催するとは限らない。
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