99部隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 07:19 UTC 版)
「ジャバウォッキー (漫画)」の記事における「99部隊」の解説
エジソン電気株式会社に属する特殊部隊。部隊の名前に冠される「99」とはエジソンの名言「天才は1%の閃きと99%の努力」に由来するもの。即ち、ライバルへの妨害工作や情報の簒奪などの「努力」を専門に行う産業スパイ部隊。 機械的な鎧に身を包み、ライフル状のスタンガンの様な武装を主に使用(本体とコードで繋がったコンセントの様な電極を飛ばし、相手に通電させる)。 全員が極度の発明マニアのようで、分解した自動車のエンジンを評して「エロい」「嫁にしてえ」などと言っている。 フォード 「ETERNAL FLAME」に登場。「ヘンリー・フォード」と思われる。顔の横幅より長いカイザル髭が特徴。 99部隊に所属し、司令塔としてモンコの地下工場に乗り込んできた。99部隊の他のメンバーに漏れず、発明に対して凄まじい執着心を持っており、自動車に撥ねられながらも「どんな仕組みだ」とメカの方に執着していた。 何らかの機能を内蔵した大剣(いわゆる振動剣か電熱線のような機構を内蔵した物)を使用する。これは、自動車を両断できるほどの代物で、直列に繋いだ大量の電池を動力とする。 エジソン 「ETERNAL FLAME」に登場。実在の人物に関しては「トーマス・エジソン」を参照。 モンテ・クリスト伯三世と会い、サイン本と一緒に写真を撮る。が、その直後にモンテ・クリスト伯を狙った狙撃事件に巻き込まれる。 稀代の発明家とは表の姿だが、実際はテスラの発明をメディアを利用して潰そうとしたり、私設の特殊部隊「99部隊」を使って他人の発明を強奪したりと、他人を蹴落とす「99%の努力」に精を出す。ヒステリックで自己中心的な性格である。 自らの発明を使って、モンテ・クリスト伯狙撃を演出。恐竜が考えているという「石油を使った発明」を追跡させるために、合衆国とイフの城を動かし、利用していた。 モンコの地下工場で自動車の設計図を強奪。「大衆車」とその場で名づけるが、肝心のエンジン部の設計図をイフの城に奪われてしまい、1ヶ月間放心状態となった。が、バッファロー・ビルの助力で自動車を完成させ、後に起きる「戦争の百年」に火を点けることとなり、恐竜の「何人同胞が死んでも最後の1人が任務を遂行できればそれでいい」との理念に則った計画が、最終的に人間の手で完遂されてしまう皮肉を生んだ。
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