4代目E39とは? わかりやすく解説

4代目(1996年-2003年)E39

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 08:37 UTC 版)

BMW・5シリーズ」の記事における「4代目1996年-2003年)E39」の解説

第4世代5シリーズエクステリア・デザインは、BMWデザイナーである永島譲二先代よりボディーサイズを拡大したが、空気抵抗係数(Cd値)は0.29-0.30である。アルミサスペンションリアサスはこの代からインテグラルアーム式<5リンク>)を採用しさらなる安定性および、軽快ハンドリング実現するとともにASC+Tと呼ばれるトラクションコントロール直列6気筒モデル装着したV型8気筒モデルにはASC+Tを発展させたDSC呼ばれる横滑り防止機構装備パッシブセーフティの面でも充実しており、初期モデルではエアバッグフロント左右サイド・エアバッグの4エアバッグであった最終的にITSヘッド・エアバッグを含む10エアバッグにもなった。電子制御デバイス導入にも積極的で、自動防眩機能内蔵したルームミラーやレインセンサー付きワイパーなどが装備される1996年6月より、日本導入開始日本仕様として変更加えられており、本国仕様に対して、・ダンパー減衰力を落とす・日本仕様専用開発したオールシーズンタイヤ(Continental conti touring contact CH95)・タイヤ空気圧を1.8kgf/cm²に設定など変更により、ドイツ仕様比べ、当たりの柔らかい乗り心地となっていた。 また、日本仕様専用開発されタイヤスピードレンジがH(210km/h)に設定されていたため、208km/hで作動するリミッター装着される他、日本の道路状況合わせ、ATはJATCO製(本国ではZF)となる。導入当初直列6気筒モデルにはステップトロニックは装備されておらず、540iにのみ設定されていた。なお、前期型540iのATはGM製である。 1997年には直列6気筒モデルステーションワゴンツーリング追加される1998年には直列6気筒モデルトランスミッションマニュアルモード付きのステップトロニックと変更を受けるとともに可変バルブ機構のVANOSが吸排気両方作動するダブルVANOS進化同時に標準装着タイヤ専用開発オールシーズンタイヤから一般的なサマータイヤ変更となる。1999年にはBMW Mデザインしたエクステリアインテリアを持つ、スポーティーなMスポーツ」が初め導入される2000年にはフェイスリフト行い1996年から2000年までモデル前期2000年以降後期となる。後期外見上の大きな識別点は国内イカリング呼ばれる「コロナ・リング」が初め装備される直列6気筒(M52)エンジン一新して、パワーアップ図りつつ排ガスクリーンになった。2.8リッター廃止になり528iがカタログ落ち530iが加わる。M52エンジンから進化したM54エンジン当時世界最高水準パフォーマンス誇ったまた、M54搭載車導入同時に、ATは本国仕様同様のZF製へ切り替わる

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