246GT/GTS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 21:11 UTC 版)
「ディーノ・206/246」の記事における「246GT/GTS」の解説
エンジンの数がF2のホモロゲートの必要数を満たして2,000ccにこだわる必要がなくなり、2.4リットルに拡大したポルシェ・911に対抗するため、フィアットの意見を聞き、より実用スポーツモデルとすると共に、開発や製造費用等を減らすために、1969年2月より、1974年迄246GTを製造した。 元々高回転型で、ピーキーな特性で高価なマグネシウムとアルミ製のエンジンを用い、ホイールベースもレーシングカーと同一で、職人によるオールハンドメイドでコストもかかる上、乗り手に高い技量を求める206GTから、最高出力の低回転化と排気量拡大により、トルクを増幅し、アルミ製ヘッド以外鋳鉄製のブロックエンジンでコストダウンし、ボディも鉄製とし、ホイールベースの延長により、運転技術の未熟な者でも容易に乗れ、安価に製造可能な車に変更された。また、燃料タンクが拡大された。コストダウンにより、重量は増えたが、2割の排気量アップにより、カタログ値の235km/hに近い最高速度まで達することができる等、当時のスポーツカーの中でも高い性能をもっていた。 小林彰太郎は「ディーノ246ほど、ワインディングロードを速く、安全に飛ばせる車はない。操縦性、ロードホールディングは文句なく絶品で、しかも視界がサルーン並みに良いからだからだ。ドライビングの楽しさでは、ディーノは(同月号でテストされた1973年型)カレラRSに勝るかもしれぬ」と絶賛している。 1971年下記ティーポEの途中からタルガトップの「246GTS」が追加された(アメリカ仕様車は排気ガス対策により、175馬力)。2,487台のGTと1,274台のGTS、合計3,761台が作られた。 生産中の改良、もしくは変更により、大きく以下の3タイプに分けられる。
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