ティーポE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 21:11 UTC 版)
「ディーノ・206/246」の記事における「ティーポE」の解説
製造番号02132から08518の2,898台が該当。1971年初旬から生産が終わる1974年6月まで作られた。ティーポMの変更点を全て網羅した上で、ボディパネルは大型プレス製となり、エンジンとトランスミッションにギアレシオなど、さらなる改良が加えられた。また、生産の途中からワイパーの支点が左ハンドル車では中央から右側に移動している。右ハンドル車では中央のまま変わりない。フロントコーナーバンパーがグリル開口部に食い込まない短いものになった。そのほか、フロントコーナーバンパー下の冷却ダクトが、単に角形に切り開いたタイプから成形した丸形インレットに変わり、リアのナンバープレート灯が、トランクリッド後端部にマウントされたクロームメッキ仕上げの角形ユニットに変わっている。またクーラー付きの設定もできるようになった。オプションでフレアフェンダーと太いアルミニウムホイールとデイトナ同仕様のシートを用いた、通称デイトナバージョンが存在する。また、USA仕様は法的規制の変更でフロントマーカー、サイドマーカーの形状が角形になり、赤いリアサイドマーカーが取り付けられている。
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