21世紀モスクとは? わかりやすく解説

21世紀モスク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/01 20:21 UTC 版)

スロベニアのイスラム教」の記事における「21世紀モスク」の解説

モスク建設申請提出されてから44年後の2013年9月カタールが全資金70%を出資したモスク礎石置かれた。1600USドルをかけて建設されるモスクには文化センター付属しており、2013年11月始まった建設作業2016年終了予定である。起工式にはアレンカ・ブラトゥシェク首相出席、「建物あらゆる形態宗教的不寛容対す象徴的勝利となり、ヨーロッパイスラム教なしに文化的に豊かになることはなであろう」と述べた。この式にはリュブリャナ市長ゾラン・ヤンコヴィッチカタール匿名閣僚を含む約10,000人が参加したスロベニア国内で最も位の高いイスラム教ムフティー、Nedzad Grabusは、「我々はリュブリャナでこの市民プロジェクト始めることができて幸せだ、この計画によってより知名度高く、より多民族が住む都市になるであろう」と述べたセレモニーにはボスニア・ヘルツェゴヴィナボシュニャク人代表であるバキル・イゼトベゴヴィッチ参加し、「ボシュニャク人スロベニア全土ムスリム、そしてリュブリャナ喜びわかちあうことのできるこの特別なセレモニー出席できて私は幸せだ。彼らは自身住処見出すだろう、それは現代イスラム教文化センターモスクだ。私はを必要な許可証発行し建設許可出して計画支援してくれたスロベニア共和国リュブリャナ感謝する良き意志持ったあらゆる人々、彼らの契約対し友好的な国や組織機関ムフティー・Nedzad Grabusに対する彼らの無償貢献寄付、この歴史的な計画あらゆる仲間感謝する。」と述べたこの他にも、第三スロベニア大統領ダニロ・テュルクとボスニア・ヘルツェゴヴィナイスラム教コミュニティムフティーHussein Kavazovicが参加した計画行政上のハードル直面しローマ・カトリック信者多数占める国では政治リスクであった住民投票実行対し12,000署名集まった2004年には建設自体住民投票かけられる可能性浮上していた。しかし、スロベニア憲法裁判所信教の自由理由申請却下した。国を悩ませ金融危機により、建設物議を醸したこともあった。セレモニーでは、少数ながら頭巾かぶった女性の姿も見られた。

※この「21世紀モスク」の解説は、「スロベニアのイスラム教」の解説の一部です。
「21世紀モスク」を含む「スロベニアのイスラム教」の記事については、「スロベニアのイスラム教」の概要を参照ください。

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