2012年改良型 (2012年 - 2014年)
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「ルノーサムスン・SM5」の記事における「2012年改良型 (2012年 - 2014年)」の解説
外観はSM3やQM5と共通のイメージのラジエーターグリルを採用し、バンパー、アルミホイールのデザインも一新。同時に、ヘッドライトもLEDポジションランプ内蔵型となり、ボンネットも中央部が盛り上がった新デザインのものに変更された。リヤについても新デザインのリヤコンビネーションレンズを採用するなどの改良が加えられた。また、エンブレムの書体も一新され、SM7やSM3と同じものとなった。インテリアについてはインパネデザインに手が加えられた他は特に大きな変更はないが、同年9月にマイナーチェンジしたSM3で初採用された「SMart Connect(スマートコネクト)」を装備、「スマートECOマネージメント」を介し、スマートフォンを通じて燃費などの車両管理ができるようになった。安全装備については、死角範囲において車両等の情報が入るとLEDで知らせる「死角情報システム(BSW=Blind Spot Warning system)」や感知範囲を離れると自動的にドアロックがかかる「オートクロージングシステム」を中型車クラスで初採用するとともに、空気圧自動検知システムを全車に標準装備とした。また、従来の2.5Lに採用されていたクルーズコントロールを新たに2.0Lに装備。V6・2.5Lモデルは廃止され、再び全車2.0Lとなった(141PS、14.1km/Lのエンジン性能に変更はなし)。ただし後期型登場後もV6モデルのある前期モデルは12月まで併売された(サイト上では前期が「SM5」、後期が「New SM5」と区別される)。 2012年11月3日 - 「SM5 Platinum」として発表(発売は同月7日より)。 2013年3月 - 韓国中型車随一のアンダー2Lエンジンを搭載した「XE TCE」をソウルモーターショー2013にて発表。同時に、同会場で6月発売予定とアナウンスされた。エンジンは日産・ジュークに搭載される1.6L直噴ターボ「MR16DDT」と同型の「TCE(Turbo Control Efficiencyの略)」と呼ばれるGDiターボ「MR190DDT」を採用することで2.0Lモデルと比べ、排気量を大幅にダウンさせながらも燃焼効率と出力をアップ。190PSを誇るスペックは最大回転数を除けば、ジューク用と同一である。ただし、組み合わされるトランスミッションはエクストロニックCVTではなく、三菱・ランサーエボリューションX同様のゲトラグ社製の「パワーシフト®DCT」と呼ばれるデュアルクラッチトランスミッションに変わっている。また、税金面についても他社ライバルと比べ、登録税を60万ウォンほど有利とした。 2013年6月1日 - 上述の「XE TCE」を発売開始(5月23日に発表済、のちにサイト上では「TCE」に変更)。 2014年6月23日 - 歴代初となるディーゼルエンジン搭載モデル「SM5 D」を発表。同時に、予約の受注を開始した(同年7月3日に発売開始)。搭載されるエンジンはQM3やラティテュードと同じ1.5L・dCiのK9K型であり、それと組み合わされるトランスミッションもQM3と同じくゲトラグ製のパワーシフト®DCTとなる。
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