2005年版『大奥〜華の乱〜』とは? わかりやすく解説

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2005年版『大奥〜華の乱〜』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 05:12 UTC 版)

大奥 (フジテレビの時代劇)」の記事における「2005年版『大奥〜華の乱〜』」の解説

2005年10月13日から12月22日まで放送前作引き続き木曜劇場での放映となった主演内山理名。他に出演藤原紀香小池栄子高岡早紀江波杏子ら。キャッチコピーは「見るは天国、入るは地獄。」 大奥最盛期でもある元禄期を扱ったこともあり、前作第一章』の時代三代将軍徳川家光春日局時代)からあまり月日流れていないのにも関わらず前々作(2003年版以上に女性同士ドロドロした修羅場駆け引き随所散りばめられた。 実在はしたものの、大奥入ったという史料のない牧野安(「安子」は『三王外記』での呼称)を主役に置き、側用人柳沢吉保将軍綱吉恨んで殺意抱いてたとするなど、史実から離れた様々な脚色が行われた。また、当時俗説徳川綱吉の死から幾ばくも経たぬうちに正室信子後を追うように死んだため、「実は信子綱吉無理心中謀ったではないか」という説、柳沢吉保の子吉里綱吉落胤とする疑惑)の取り込みなされている。なお、本作では前作第一章』の綱吉本当生母お万という設定引き継いでいない。 平均視聴率は15.6%。11月24日放送は、3夜連続特別ドラマ女の一代記シリーズ瀬戸内寂聴出家とは生きながら死ぬこと」放送のため休止した。それにより生じたブランクのためか、徐々に上昇していた視聴率一時伸び悩んでいる。 このシリーズでは、奥女中トリオ微妙に名前を変えて登場している(葛岡葛原吉野美吉野、浦尾→秀尾)。 お笑い番組めちゃ²イケてるッ!』でパロディ山奥〜豚の乱〜」が放送されたり、『新春かくし芸大会』フジテレビ女子アナ大奥舞台設定の上で芸を披露するなど、パロディ企画多く製作された。また、ドラマ出演者が『めちゃイケ』フジテレビ警察出演し上様役の谷原章介を「芸人憐れみの令」で逮捕している。保釈金領収書宛名を「上様」とするオチまでついた。その際藤原紀香は「ここにいる女性陣全員上様イカれている」と本人キャラクターから想像できない発言をして笑いさらった。 当ドラマから2014年10月期の『信長協奏曲』が放送されるまで、フジテレビ系列放送されていた連続時代劇途絶えていた。 2005年12月30日に「金曜エンタテイメント」でスペシャル大奥華の乱悲恋果てに』が放映され綱吉館林藩主だったころのエピソード描かれた。

※この「2005年版『大奥〜華の乱〜』」の解説は、「大奥 (フジテレビの時代劇)」の解説の一部です。
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