2002年の日本ハムファイターズ (2002ねんのにっぽんハムファイターズ)では、2002年シーズンについての日本ハムファイターズ の動向をまとめる。
この年の日本ハムファイターズは、大島康徳 監督の3年目のシーズンである。
概要
当年及び近年のシーズン成績
年
成績
リーグ
勝
敗
分
率
平均得点
平均失点
開幕時監督
2002
レギュラー敗退
5位
61
76
3
.445
2001
レギュラー敗退
6位
53
84
3
.387
2000
レギュラー敗退
3位
69
65
1
.515
1999
レギュラー敗退
5位
60
73
2
.451
1998
レギュラー敗退
2位
67
65
3
.508
1997
レギュラー敗退
4位
63
71
1
.470
1996
レギュラー敗退
2位
68
58
4
.540
1995
レギュラー敗退
4位
59
68
3
.465
1994
レギュラー敗退
6位
46
79
5
.368
1993
レギュラー敗退
2位
71
52
7
.577
1992
レギュラー敗退
5位
54
73
3
.425
大島監督3年目を迎えたチームは、近鉄 へ移籍したナイジェル・ウィルソン に代わり、DTクローマー が加入。木元邦之 や實松一成 などの若手に加え、オープン戦好調だった奈良原浩 、藤島誠剛 が開幕スタメンで起用された。3月31日のダイエー戦では大島が一塁塁審良川昌美 に暴力行為を行ったとして退場処分となり、2試合出場停止(4月3日、4日のオリックス戦)となり、4月3日、4日はヘッド兼内野守備走塁コーチの高代延博 が監督代行を務めた。5月には首位の西武 と4ゲーム差の4位、前半戦終了時には貯金1と2年ぶりのAクラスも見えていたが、8月に7勝18敗するなど失速し、終盤に調子を上げてきたロッテにも抜かれ、結局5位に終わる。打線では初の首位打者 を獲得した小笠原道大 、ショートにコンバートされた金子誠 、投手陣では初の二桁勝利を挙げた金村曉 、先発転向で9勝を挙げたカルロス・ミラバル 、高卒3年目の正田樹 が新人王を獲得したのが目立ったが、全体的に低調だった。チーム外ではこの年の狂牛病 対策による農林水産省 の制度を悪用した牛肉偽装事件 の影響が大きく、オーナーの大社義規 はオーナー職こそ留任したものの、会長は辞任し、経営の第一線から退く事になった。シーズン途中には札幌ドーム へ2004年 に本拠地を移転することが発表された。オフに2年連続Bクラスの責任を取って大島監督は解任され[ 2] 、後任として、球団初の外国人監督であるトレイ・ヒルマン が就任した。
レギュラーシーズン
オーダー変遷
開幕:3/30
5/1
6/1
7/1
8/2
9/1
1
中
井出竜也
遊
田中賢介
遊
金子誠
遊
金子誠
遊
金子誠
中
井出竜也
2
遊
奈良原浩
二
金子誠
二
奈良原浩
二
奈良原浩
二
奈良原浩
遊
奈良原浩
3
一
小笠原道大
一
小笠原道大
一
小笠原道大
一
小笠原道大
一
小笠原道大
一
小笠原道大
4
指
オバンドー
右
藤島誠剛
指
オバンドー
指
オバンドー
指
DTクローマー
指
オバンドー
5
左
DTクローマー
左
DTクローマー
左
DTクローマー
中
井出竜也
左
オバンドー
三
林孝哉
6
三
田中幸雄
三
田中幸雄
右
田中幸雄
右
田中幸雄
三
田中幸雄
左
DTクローマー
7
右
藤島誠剛
指
木元邦之
三
木元邦之
左
DTクローマー
中
井出竜也
右
西浦克拓
8
二
木元邦之
捕
野口寿浩
捕
野口寿浩
三
林孝哉
右
藤島誠剛
捕
野口寿浩
9
捕
實松一成
中
井出竜也
中
井出竜也
捕
實松一成
捕
野口寿浩
二
阿久根鋼吉
投
岩本勉
投
シールバック
投
金村曉
投
隼人
投
シールバック
投
金村曉
[ 3]
2002年パシフィック・リーグ順位変動
順位
4月終了時
5月終了時
6月終了時
7月終了時
8月終了時
最終成績
1位
ダイエー
--
西武
--
西武
--
西武
--
西武
--
西武
--
2位
西武
2.0
ダイエー
3.0
近鉄
3.0
近鉄
7.0
近鉄
13.0
近鉄
16.5
3位
日本ハム
4.0
近鉄
ダイエー
8.0
ダイエー
9.5
ダイエー
15.5
ダイエー
4位
近鉄
5.5
日本ハム
4.0
日本ハム
9.5
日本ハム
11.0
日本ハム
24.5
ロッテ
23.0
5位
オリックス
6.0
オリックス
10.5
ロッテ
16.5
ロッテ
17.0
ロッテ
26.5
日本ハム
28.0
6位
ロッテ
9.5
ロッテ
12.5
オリックス
17.0
オリックス
18.5
オリックス
31.5
オリックス
39.0
オールスターゲーム2002
選手・スタッフ
監督
コーチ
二軍監督・コーチ
投手
捕手
内野手
外野手
表彰選手
ドラフト
出典
1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
1946年の公式戦再開に先立って、1945年は終戦後開催の東西対抗戦にセネタースの選手が参加。